ショップ笑友では、エミューオイルを使った商品の他、エミューの肉や卵から作られたカレーやソフトジャーキー、どら焼きなどの食品も開発、販売されています。中でもエミューの卵を使って、ふんわりと焼き上げた生地に、北海道産の小豆の粒あんと生クリームをサンドした「笑友生どら焼き」は、網走の新たなスイーツとして地元でも大人気です。
「東京農大発株式会社バイオインダストリー」が主体となって取り組んできたエミューの商品開発は、2008年(平成20年)に内閣府が実施した「地方の元気再生事業」のひとつにも選定されました。南半球にある砂漠から流氷が流れ着く北国のまちにやってきても、元気に育つ巨大な鳥のエミューから生み出された様々な商品からは、網走の新たな産業モデルの息吹が感じられました。