ユウジェさん自身は2000年、10歳のとき、上海から父のいる松山市へ引っ越してきました。高校を卒業後は、愛媛の大学に通いながら豫園でアルバイト。その後、東京で飲食系の企業に勤め、経営企画を学んだのち2019年、松山市に戻り、両親とともに豫園で働いています。「松山を出て、いろんな点心を食べてみて、父がつくる点心のおいしさを改めて知りました。おいしさが分かるからこそ、もっとこの味を世の中に広めたい。そう思って、戻ってきました」とユウジェさん。ふるさと納税をはじめた理由は、広く知ってもらうきっかけでもあり、ずっと豫園の点心を愛してくれる松山への恩返しでもあるそうです。
松山との縁をつないだオーナーが亡きあと、親子二人三脚で豫園を守り、松山から全国へ、点心を届ける豫園。本場の味わいがずらりと並ぶ圧巻&究極の飲茶時間を、お試しくださいね。