大村湾を望む名門ゴルフ場が有名なリゾートホテル

そこはまるで地中海　長崎で味わう非日常

「長崎」という言葉を聞いて、皆さんは何を思い浮かべますか。出島や軍艦島といった具体的な施設の他、造船の街や平和の象徴といった言葉をイメージする方もいらっしゃるでしょう。

しかし今回訪れた「パサージュ琴海」は、そのいずれとも違った雰囲気を持っています。山々に囲まれた静かな大村湾を背に建つのは、ギリシャ風の白壁の建物。そして海に囲まれた、見渡す限りの広大なリンクスコース。その様相は、まるで地中海そのものです。

そんな非日常を堪能できる、パサージュ琴海の「これだけはゆずれないこだわり」。それは半島という立地を駆使した、プロトーナメント実績もあるゴルフコース、行き届いたキャディの人材育成にあります。

プレーヤー心をくすぐる広大なゴルフコース

長崎空港の敷地内にある発着所から、高速船に揺られること約25分。大村湾の美しい景色の中に現れる白壁の建物と広大な緑の敷地が、リゾートホテル「パサージュ琴海」です。

周りを海に囲まれたこの場所のこだわりの一つ、それが地形を生かした「パサージュ琴海アイランドゴルフクラブ」です。全長7107ヤードという広大なコースの設計者は、「玄海の荒法師」と呼ばれたプロゴルファー藤井 義将氏によるもの。海越えコースが3つも設けられていて、大村湾に囲まれた半島の良さを存分に引き出したテクニカルなコースが展開されています。ゴルフ初心者ではありますが、現地に赴き、青い空と海の間に広がる広大なコースを前にすると、難しさよりも「きっと楽しい」というワクワク感が勝ったのは、自分自身でも驚きの体験でした。

プロトーナメント開催実績も豊富

また行き届いたコースメンテナンスも魅力の一つ。実際にコースを歩いてみると、その美しさに感動すると共に、プロトーナメントに選ばれ続けるパサージュ琴海のプライドを感じることができます。実は過去には2010年に「日本プロゴルフ選手権大会（日清カップヌードル杯）」の開催コースとして選ばれたほか、2015年には「日本女子プロゴルフ選手権大会（コニカミノルタ杯）」が開催されるなど、メジャートーナメントを何度も経験。他にもさまざまなプロトーナメントが開催されています。

素晴らしいのはコースだけではありません。プレー前後に利用したいドライビングレンジは、全長約320ヤード。大村湾を望む景色を堪能しながら練習に臨むことができます。開放感の中でプレーできる幸せは、なにものにも代えられませんね。

名プレーを支えるパートナー・キャディの育成にも注力

もう一つ、忘れてはならないのがキャディの存在です。全国でキャディが不足している中で、パサージュ琴海は20名以上のキャディを用意。すべての組にキャディが付くため、コースの経験や年齢を問わずゴルフを楽しむことができます。特に私のようなゴルフ初心者がプレーを楽しむために、キャディの存在はとても大切です。優秀なキャディがいるというだけで、魅力的に感じるのは私だけではないでしょう。

またOJTなどを通して人材育成にも力を入れていることも、パサージュ琴海のこだわりの一つ。テクニカルなコースだからこそ、その特徴を理解したキャディはより重要な存在だといえます。楽しく会話しながら、時にプレーをサポートしてくれるキャディの質の高さをぜひ体感してみてください！

プレー後の食事や癒やしメニューも魅力

楽しくプレーした後は、おいしい食と十分な休息がほしくなるもの。リゾートホテルであるパサージュ琴海は、その点ももちろん素晴らしいおもてなしを用意してくれています。食事はクラブハウスレストランでも楽しめますが、おすすめは宿泊して楽しむ長崎の幸。レストラン「琴海」では、「長崎県産スズキのネギ風味焼き」や「長崎ばってん鶏のコンフィー」など、長崎の味が堪能できます。

また7つの温浴と2つのサウナのあるスパや、マッサージメニューがあることも、プレーヤーにとってはうれしいポイント。ゴルフを楽しんだ後に、大村湾や周辺の美しい景色を眺めながら心身ともにリフレッシュし、マッサージで疲れた体を整えられるなら、思いっきり汗をかいてプレイを楽しめそうですね。

スパやマッサージでスッキリした後、全室オーシャンビュー、オーシャンフロントの客室でゆっくりと自分たちだけの時間を過ごせるのも、パサージュ琴海ならでは。快眠を促すマットレスに身を沈めて、静かな波音の中で一日を終える。そんな贅沢な一日を過ごせるなら、日々の仕事にもよりハリが出ると感じるのは私だけでしょうか。ゴルフだけでなくスパも食事も客室も贅沢なパサージュ琴海。頑張る自分へのご褒美の場所として、また大切な人との時間を過ごせるホテルとしておすすめです！