愛知県名古屋市『THE TOWER HOTEL NAGOYA』
天然ビーチを一望!気品漂うリゾートホテル
2021.11.30
沖縄県恩納村 × ホテルモントレ沖縄 スパ&リゾート
日本には旅の目的地になるホテルや、ふるさとに帰ったような気持ちになる旅館があります。この記事では、人々の記憶に残る「とっておきの宿」をふるさとLOVERSナビゲーターが訪問し、その魅力をたっぷりとご紹介します。今回訪れたのは、沖縄本島の西海岸に広がる県内屈指のリゾートエリア恩納村にあり、天然ビーチが目の前に広がる「ホテルモントレ沖縄 スパ&リゾート」です。
最高のロケーションに建つオーシャンリゾート
沖縄本島の北部に位置する恩納村は、西側全てが東シナ海に面し、多くの人がイメージする青い海、青い空の「ザ・沖縄」な風景が広がる場所。その恵まれたロケーションを生かしたリゾートホテルが多く立ち並び、夏のハイシーズンには観光客で賑わいます。
今回訪れたのは、館内を一歩出ると、目の前にひと際美しい海「タイガービーチ」が広がる最高の立地条件を供えた「ホテルモントレ沖縄 スパ&リゾート」です。青い海と空に映える白亜の雄姿の中には、一体どんなリゾート空間が広がっているのでしょう。
アンティークが彩る瀟洒なインテリア
館内に入ると白い柱がそびえ立っていますが、驚くべきはその天井の高さ!巨大なシャンデリアの輝きに目がくらみそうになります。そして広々としたロビーの至るところに年代物と思われるアンティークが飾られ、まるで歴史あるヨーロッパの美術館のよう。
なぜ恩納村に、このような美しいリゾートホテルが誕生したのでしょう?支配人の田中司さんに伺いました。
「全国10都市に21ホテルを展開している当グループは、ヨーロッパのさまざまな都市をテーマに、その土地ごとの地域性と融合したデザインを採用しています。恩納村は日本有数のリゾート地であることから、ヨーロッパとアジアの雰囲気を融合した『ブリティッシュコロニアル』のスタイルに統一し、英国の気品と南国らしさを融合しました」。
つまり沖縄に、ヨーロッパの人々が思い描く「南国リゾート」が再現されたというわけです。
全国の系列ホテルから選りすぐりのアンティークが沖縄に集められたそうで、廊下を彩る「ランプミュージアム」と名付けられたコレクションには、目を見張るものがあります。
これほどこだわたったインテリアが大量に飾られているリゾートホテルは、なかなかお目にかかれません。これから泊まる部屋への期待が否応なしに膨らみますね。
全ての客室がオーシャンビュー
3階から11階の客室階には7種類の部屋があり、今回は「スタンダードルーム」へ宿泊します。ほかの6タイプの部屋がロビーなどの共有部分と同じく、ブラウンと白を基調としてシックなのに対して、この部屋だけは青と白のさわかやな色合いです。とはいえヨーロピアンテイストのベッドやイスなども設置され、気品はしっかり健在。
そんなインテリアも素敵なんですが、何より気になるのが、窓の外に見える風景!早速バルコニーに出てみました。
こちらのホテルは全室オーシャンビューですが、スタンダードルームは6階以上にあるため、眼下に海を見渡せるんです。夕方には、目の前の海に沈む夕日を見られるんだとか!この景色だけでも十分ここに泊まる喜びは味わえますが、さらに快適な滞在を演出してくれるのが、充実した備品です。
スペシャルな備品の一つが、バスルームに設置されたシャワーヘッド「ミラブル」。美顔器のようなシャワーヘッドと称され、毛穴の奥まで届く小さな気泡を作ります。暑い南国の日差しを受けて疲れた体を、さっぱりとリフレッシュさせてくれそうですね。
お部屋で少しくつろいだ後は、ホテル名物、5つのプールが集まる「サンセットガーデン」へ!そこで役に立つのが、うれしいアメニティ、ガウンとビーチサンダル。4月~10月のサンセットガーデン営業期間中は、ガウンを羽織ってビーチサンダルを履いて、館内を移動できます。
5つのプールで遊び方自在「サンセットガーデン」
「サンセットガーデン」は、インフィニティプールや波打つプールなどの5つのプールが集まる大規模なアクティビティ施設。子どもたちの賑やかな声が響くなか、大人はデッキチェアでのんびり。これぞ最高のリゾートの過ごし方です。
5つのうち1つのプールは、入ることができません。なぜならここ「タッチプール」には、ナマコやヒトデなど沖縄の海の生き物が住んでいるから。直接手で触れることができ、子どもたちに人気です。
水遊びの休憩場所には、サンセットガーデンの一角にあるフルーツガーデンがおすすめです。大きなガジュマルの木陰で休んだり、樹々の間を散歩したりしながら、次の目的地「タイガービーチ」へ向かいました。
「タイガービーチ」の桟橋からすぐにマリンスポーツへ
サンセットガーデンから歩いてわずか30秒で到着したタイガービーチ。沖縄の西海岸では希少になりつつある天然のビーチで、白い砂浜とワイルドな岩場が、沖縄の海らしい風情を作り出しています。
遊泳区域の隣には桟橋が伸びていて、ここからジェットスキーやバナナボート、船底からガラス越しに海の中を見ることができるグラスボートなどに乗船します。サンセットガーデンと海は自由に行き来きしながら遊んでいると、あっという間に夕方に。お楽しみのディナータイムです。
多彩なレストランが南国気分を盛り上げる
和食やビュッフェ、鉄板焼きなど5つのレストランでディナーを食べられますが、今回は見晴らしのよいフレンチレストラン「エスカーレ」をチョイス。タイガービーチを一望できる絶好の夕日鑑賞スポットとのこと、時間を合わせてサンセットディナーを楽しみました。近海産の魚介や沖縄県産和牛、島野菜など、沖縄産の食材をふんだんに使った料理が並びます。
いつしか海に太陽は沈み、波音だけが響く夜に。ゆっくり休んだ翌朝は、どんな朝食が待っているのでしょう。
朝食はビュッフェレストラン「シーフォレスト」か、和食の「隨縁亭(ずいえんてい)」が選べます。今回は、眺望の良さから「シーフォレスト」のビュッフェにしました。
ビュッフェの醍醐味は、やはり料理の種類の多さ!洋食を中心に50種類程度が並んでいる様子を見るだけで満ち足りた気分になりますよね。作りたてのオムレツや沖縄料理をもりもり食べて、元気をチャージ。明るい光が差し込むレストランで、たっぷり元気をもらいました。
アクティブ&リラックス。好みに応じたバカンスを
恩納村にリゾートホテルは数あれど、これほど部屋、設備、料理が充実している場所はそうそうありません。お部屋でひたすらゆっくり海を眺めるもよし、プールや海で思い切り遊ぶもよし。気分に応じて過ごし方を決められる選択肢の多さこそ、ホテルモントレ沖縄 スパ&リゾートの大きな魅力なのかもしれません。
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施設名
ホテルモントレ沖縄 スパ&リゾート
住所
沖縄県国頭郡恩納村字冨着 1550番地1
電話番号
098-993-7111
※施設に属する情報に関しましては、予告なく変更となる可能性がございます。ご訪問の際は各施設のホームページ等で最新の情報をご確認いただきますようお願いいたします。
地域ナビゲーター
沖縄支部 地域ナビゲーター
仲濱 淳
生まれも育ちも埼玉県。東京でテレビ制作会社や出版・イベント会社へ勤務するかたわら、海ナシ県で育ったせいか海への憧れが異常に強く沖縄病に罹患。沖縄の観光系企業への転職を機に13年前に移住し、Webマガジン、情報誌の編集を経て、フリーランスに。うちなーんちゅの夫と娘とともに、海がかろうじて見える那覇に住んでいます。