控除上限を計算する
「ふるさと納税って、いくらまで寄附するとお得なの?」
実質自己負担2,000円でふるさと納税を行える上限額は、年収や家族構成、お住まいの地域など、人によって異なります。
ご自身の控除上限額をきちんと把握して、効率的にふるさと納税を行いましょう。
シミュレーションはあくまで目安となります。正確な計算は、お住まいの市区町村や税理士等にお尋ね下さい。
ふるさと納税の控除額目安
ふるさと納税には、税制の優遇措置があり、自己負担額2,000円以上が住民税・所得税の控除の対象となります。
下記の表のあてはまる給与収入と家族構成から、控除される年間上限額の目安が参照いただけます。
※2021年12月現在
※あくまで目安であり、正確な計算は、お住まいの市区町村にお尋ね下さい。
・住宅ローン控除、医療費控除、その他控除を受けている方
・年金収入のみの方
・確定申告が必要な給与所得者以外の方
控除額シミュレーター
配偶者 | ||
扶養家族 | 中学生以下(16歳未満) ------------------------------------------------------------------ | 人 |
高校生(16~18歳) ----------------------------------------------------------------------- | 人 | |
大学生(19~22歳) ----------------------------------------------------------------------- | 人 | |
23歳以上 ------------------------------------------------------------------------------------- | 人 |
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控除上限額の早見表
単位:円
給与収入 | 独身 又は 共働き※1 |
夫婦※2 | 共働き+子1人 (高校生※3) |
共働き+子1人 (大学生※3) |
夫婦+子1人 (高校生) |
共働き+子2人 (大学生と高校生) |
夫婦+子2人 (大学生と高校生) |
300万円 | 28,000 | 19,000 | 19,000 | 15,000 | 11,000 | 7,000 | – |
350万円 | 34,000 | 26,000 | 26,000 | 22,000 | 18,000 | 13,000 | 5,000 |
400万円 | 42,000 | 33,000 | 33,000 | 29,000 | 25,000 | 21,000 | 12,000 |
450万円 | 52,000 | 41,000 | 41,000 | 37,000 | 33,000 | 28,000 | 20,000 |
500万円 | 61,000 | 49,000 | 49,000 | 44,000 | 40,000 | 36,000 | 28,000 |
550万円 | 69,000 | 60,000 | 60,000 | 57,000 | 48,000 | 44,000 | 35,000 |
600万円 | 77,000 | 69,000 | 69,000 | 66,000 | 60,000 | 57,000 | 43,000 |
650万円 | 97,000 | 77,000 | 77,000 | 74,000 | 68,000 | 65,000 | 53,000 |
700万円 | 108,000 | 86,000 | 86,000 | 83,000 | 78,000 | 75,000 | 66,000 |
750万円 | 118,000 | 109,000 | 109,000 | 106,000 | 87,000 | 84,000 | 76,000 |
800万円 | 129,000 | 120,000 | 120,000 | 116,000 | 110,000 | 107,000 | 85,000 |
850万円 | 140,000 | 131,000 | 131,000 | 127,000 | 121,000 | 118,000 | 108,000 |
900万円 | 152,000 | 143,000 | 141,000 | 138,000 | 132,000 | 128,000 | 119,000 |
950万円 | 166,000 | 157,000 | 154,000 | 150,000 | 144,000 | 141,000 | 131,000 |
1,000万円 | 180,000 | 171,000 | 166,000 | 163,000 | 157,000 | 153,000 | 144,000 |
1,500万円 | 395,000 | 395,000 | 377,000 | 373,000 | 377,000 | 361,000 | 361,000 |
2,000万円 | 569,000 | 569,000 | 552,000 | 548,000 | 552,000 | 536,000 | 536,000 |
2,500万円 | 855,000 | 855,000 | 835,000 | 830,000 | 835,000 | 817,000 | 817,000 |
- ※1「共働き」は、ふるさと納税を行う方本人が配偶者(特別)控除の適用を受けていないケースを指します。(配偶者の給与収入が201万円超の場合)
- ※2「夫婦」は、ふるさと納税を行う方の配偶者に収入がないケースを指します。(ふるさと納税を行う方本人が配偶者控除を受けている場合)
- ※3「高校生」は「16歳から18歳の扶養親族」を、「大学生」は「19歳から22歳の特定扶養親族」を指します。
家族構成:独身
配偶者:なし
年 収:500万円
国産豚1.6kg
6,000円
鹿児島産うなぎ2尾
10,000円
いくら醤油漬70g
10,000円
ビール24本
15,000円
北海道産毛ガニ3尾
20,000円
(中学生以下の子)
家族構成:夫婦・小学生1人
配偶者:専業主婦
年 収:800万円
巨峰3kg
14,000円
シマエビ1kg
20,000円
神戸牛しゃぶしゃぶ
25,000円
特Aランク米30kg
30,000円
バンガロー宿泊券
31,000円
(高校生と大学生の子)
家族構成:夫婦・高校生1人、大学生1人
配偶者:専業主婦
年 収:1,200万円
牡蠣3kg
20,000円
マンゴー2kg
30,000円
高級和牛すきやき
34,000円
ゴルフ利用券
50,000円
温泉宿泊券
63,000円
控除額についてもっと詳しく
ここでは、ふるさと納税の控除額の計算方法をご紹介致します。
詳しくは「総務省 ふるさと納税ポータルサイト」をご覧下さい。
①所得税からの控除 = (ふるさと納税額-2,000円)×「所得税の税率」
・所得税からの控除額は、上記①の計算式で決まります
なお、控除の対象となるふるさと納税額は、総所得金額等の40%が上限です。
※平成49年中の寄附までは、所得税の税率は復興特別所得税の税率を加えた率となります。
※所得税の税率は、課税所得の増加に応じて高くなるように設定されており、その納税者に適用される税率を用います。
住民税からの控除には「基本分」と「特例分」があり、それぞれ以下のように決まります。
②住民税からの控除(基本分) = (ふるさと納税額-2,000円)×10%
・住民税からの控除の基本分は、上記②の計算式で決まります。
なお、控除の対象となるふるさと納税額は、総所得金額等の30%が上限です。
③住民税からの控除(特例分) = (ふるさと納税額-2,000円)×(100%-10%(基本分)-所得税の税率)
・住民税からの控除の特例分は、この特例分が住民税所得割額の2割を超えない場合は、上記③の計算式で決まります。
③'住民税からの控除(特例分) = (住民税所得割額)×20%
・特例分(③で計算した場合の特例分)が住民税所得割額の2割を超える場合は、上記③'の計算式となります。
この場合、①、②及び③'の3つの控除を合計しても(ふるさと納税額-2,000円)の全額が控除されず、
実質負担額は2,000円を超えます。
※具体的な計算は、お住まいの市区町村にお問い合わせください