動脈硬化リスク検査受診券

１．検査の内容
　一般的にｎ‐6系脂肪酸であるアラキドン酸（AA）はyasui過剰に摂取すると動脈硬化を促進し、ｎ‐3系脂肪酸であるエイコサペンタエン酸（EPA）やドコサヘキサエン酸（DHA）は動脈硬化を抑制すると言われています。EPA/AAの比率が低い場合、動脈硬化性疾患（心筋梗塞、脳梗塞）を起こし易いことが判っています。脂肪酸分画は大きくは飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸に分かれます。不飽和脂肪酸は二重結合の数によって一価不飽和脂肪酸と多価不飽和脂肪酸に分類されます。多価不飽和脂肪酸のうちオメガ3系（ｎ‐3系）とオメガ6系（ｎ‐6系）の2系統は人間の体内では合成できない必須脂肪酸であるため、食品からの接種が必要です。
　本検査では、脂肪酸分画検査と動脈硬化のリスクファクターである超悪玉コレステロール（sd‐LDL）と酸化LDL（MD－LDL）を組み合わせて測定します。また、現在の動脈硬化の状態を評価するために頸動脈超音波検査を実施して総合的に動脈硬化のリスクを判断します。
　脂質異常症や高血圧、糖尿病などの症状のある方およびそれらの症状について家族歴のある方にお薦めです。
２．検査方法と検査結果
　検査は超音波検査と血液検査です。採血を含めて所要時間は３０分程度です。検査結果は、後日送付いたします。

※2023年1月上旬以降に受診券を送付いたします。
受診券が到着しましたら、お電話でご予約をお願い致します。
詳細につきましては、受診券・同封のパンフレットをご確認ください。

【住所】坂出市横津町３丁目２番３１号/公益財団法人香川成人医学研究所

事業者名：（公財）香川成人医学研究所ウェルチェックセンター
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