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群馬産シルク配合まゆ美水セット ふるさと納税の返礼品で旅行クーポンをGET! - JTBのふるさと納税サイト [ふるぽ]
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群馬県産シルクから生まれたうるおい浸透力を素肌へ。繭に含まれるうるおい成分セリシンを配合したまゆ美水化粧品セット。シルクには保湿、抗酸化、紫外線カットなどの働きがあることが知られています。そのシルクを贅沢に配合。ラインでご使用いただくことによってよりいっそうの効果を感じられ、弾力と透明感、うるおいに満ちた肌へ導きます。洗顔・化粧水・乳液・美容液・クリームの組み合わせです。 (お問合せ先:有限会社シャルマン/0270‐70‐1558)
群馬県南東に位置する伊勢崎市は群馬県では珍しくほぼ平坦な地域。このため、見晴らしは抜群で、赤城山や榛名山、浅間山など周辺の山々の美しい景観が望めます。また、織物のまちとして発展してきた伊勢崎市では、世界遺産「富岡製糸場と絹産業遺産群」の構成資産である「田島弥平(たじまやへい)旧宅」もあり、養蚕王国群馬の歴史を今に伝えています。
今回の返礼品を企画・販売している有限会社シャルマンの事務所は住宅街の一角にあります。白を基調とした事務所を訪ねると、河口潤子(かわぐちじゅんこ)代表が笑顔で出迎えてくれました。(※写真は、シャルマンの武井克真さんと河口清恵さん) 河口さん、実は遅咲きの社長です。長年、営業社員として、ファクシミリや電話機などを販売していましたが50歳を迎えた時「自分が企画して、自分が納得できる商品を販売したい」と一念発起し、起業を決意しました。当初、作業服などを販売していましたが、ある日、なじみのお客さんから「群馬にはいいシルクがある。せっかくなら、これを売ったらいいのでは?」と持ちかけられ、既存の絹のタオルを自身でパッケージして販売することに。これが、群馬産シルクとの出会いでした。
その後、河口さんがたまたま県内唯一の製糸工場「碓氷製糸株式会社」を訪れ、煮出した繭から糸を引く「座繰り」を見学していたところ、作業する女性の手がとても綺麗だったことに驚きました。早速、煮出した水をもらってきて恐る恐る自身の肌につけてみたところ、「しっとりとして、肌が滑らかになった感じで」。実は、この水、絹糸の周りを透明な膜状で覆っている「セリシン」という成分が溶け出したものでした。人間の肌に近いアミノ酸タンパク質であるセリシンは紫外線や活性酸素、雑菌などから繭を守る働きをしています。 この「セリシン」に着目した河口さんはすぐに、製造メーカーと化粧水を共同開発。群馬県産の「安全・安心」なシルクを配合することに加え、群馬県の名物「空っ風」が吹き荒れる乾燥した地域のため、保湿性にこだわって試作を繰り返しました。「直接、肌につけるものだからこそ品質を大切にし、安全性、効果、使用感の3要素を重視しました」と河口さん。そして15年前、ヒアルロン酸、ローヤルゼリーエキスなども配合した化粧水「まゆ美水 モイスチャーローション」が完成しました。
次の転機となったのは6年前、「富岡製糸場」が世界遺産に登録される直前でした。富岡製糸場は明治時代に設立された日本初の本格的な機械製糸工場。河口さんは「世界遺産登録を機に、新しい商品で群馬県産シルクを多くの人にアピールしたい」と考え、エステティックサロン向けの美容液を製造する会社と共同で、「リンクルエッセンス」を誕生させました。この時、セリシンを含んだ洗顔、乳液、クリームも新たに仲間に加わりました。 そして2022年、さらなる転機が訪れました。海外での勤務経験がある武井克真(たけいかつま)さんがメンバーに加わり、「まゆ美水シリーズ」の中国への輸出が決定したのです。武井さんは「富岡製糸場というネームバリューもあって注目度も高いようです。今後、まゆ美水をきっかけに、海外の人が群馬県を訪れてくれると嬉しいですね」と期待しています。
養蚕王国といわれた群馬県ですが、今では養蚕の風景を見ることは難しくなりました。そんな中、群馬県産シルクにこだわり、群馬県ならではの商品を海外へ広めようとする河口さんの熱意、行動力には感服します。 50歳で起業した熟年挑戦者に、武井さん、そして河口さんの次女・清恵(きよえ)さんという強力なメンバーが加わり、これから群馬県産シルクの魅力を世界へ発信してくれることでしょう。
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