古都・京都の台所、錦市場と交差する堺町通りを南に下った所に八木庖丁店は店を構えております。
弊店の先祖は、安政年間(1854年頃)に「刀鍛冶」を生業とし、亀岡藩松平公の御留鍛冶としてお仕えしていました。明治二年の廃刀令以降は、御料理庖丁・打刃物製造・調理用御道具類専門店として、刃物を中心とした質の良い調理道具全般を提供し続け、今日に至っております。
その永きに渡り、日本料理発祥の地・京都はもとより、日本全国の腕の良い料理人の方々に御愛用いただいております。
そして2018年には老朽化のため、永きに渡り愛されてきた前店舗を改装し、長い伝統と新たな時代の様式を併せ持った新店舗で、京都の台所・錦市場のほど近い今までと同じ場所で、志も新たに次の百年も皆様から愛される庖丁・調理道具の専門店となるよう、日々、精進を続けております。
これから調理道を志す方々をはじめ、御家庭でもプロの認めた 源 金吉印 八木庖丁の御愛用を伏してお願い申し上げます。