[自転車の正当進化]
VIGORE(ビゴーレ)は1929年に京都で創業以来、一貫して乗ること自体が人の悦びにつながる自転車を創ってきました。VIGOREの3代目フレームビルダー片岡聖登が生み出す自転車は、“機能的で美しい”もの。ペダルを踏んだ瞬間から愉しみを引き出すという機能を研ぎ澄ます為、無駄なものは削ぎ落としていくことで、その美しいシルエットは生まれてきました。ただ、利便性や効率性を求めるのではなく、本質を極めた追求から生まれたものだからこそ、人の手足の延長のように機能し、時代を超え長く寄り添うものになると私たちは信じています。
[自転車に乗るスピードで生きていけたら]
VIGOREはこれまで90年以上の月日を自転車と共に歩んできました。その間に世界は大きく変化し随分とスピードが増してきました。
でも、人はそんなには変化するはずも無く、今の時代を生き延びるため、ありとあらゆる装備を身につけ操らなくてはいけなくなりました。
物事は脇見も降らずあっという間に結果が出て、大量の情報に晒され、消費することに忙しく何でも効率を求められる昨今、もうすこし程よい時間で過ごす事ができないものでしょうか?
止まりたい時に止まり、脇道に反れ肌に直接風を感じる。自転車に乗っているぐらいの時間の過ごし方が私たちにはいいような気がします。
VIGOREの自転車が、皆さんのそんな豊かな生き方を送る時のパートナーになってくれたらなあと私たちは想っています。
社名:有限会社 ビゴーレ・カタオカ