1891(明治24)年、広島出身の初代が、柳馬場仏光寺に山田藤吉商店を創業。1944(昭和19)年、二代目の山田銀衛門が現在の浄土真宗本願寺派の本山・西本願寺の北側に店を構え、「箱藤商店」に改名しました。
創業以来、主に、呉服や西陣の帯、清水の焼き物、能楽の面や装束、仏具や教典などの各種高級品分野を得意先として京都の伝統産業界においても「ひかえめな名脇役」をつとめています。
その一方、平成12年(2000年)から個人のお客様向けに桐箱専門ギャラリーをオープン。多彩な絵付けを施した大小さまざまな桐箱の開発・販売とともに、現代の生活に桐箱を取り入れた新たなライフスタイルを提案し続けています。