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琉球刀子 作品名【紅の中で】 ふるさと納税の返礼品で旅行クーポンをGET! - JTBのふるさと納税サイト [ふるぽ]
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正倉院宝物に残された刀子からイメージしたオリジナルの作品です。 刃は日本刀の地鉄の玉鋼を使い、柄は硬木に漆を加飾し、鞘は乾漆で漆を加飾し、その他の金具には銀を使っております。 ■事業者情報 日本刀鍛錬所 兼工房 連絡先:090-1949-4110 営業時間:09:00-18:00 定休日:不定休(電話にてお問合せ下さい)
沖縄県南城市は、世界文化遺産のある自然豊かな地域。琉球王国ゆかりの史跡や伝承が多く、どこまでも青い海、白浜が続くまちに「日本刀鍛錬所 兼工房」はあります。創業者である刀匠の兼濱昇(かねはま のぼる)さんが1984年に開設し、高度な日本刀の鍛錬技術と沖縄の伝統技能の漆工芸との融合で、逸品を作り続けています。 兼濱さんは、大学時代に刀剣の手入れを手伝ったことがあり、初めて刀を手にしたときに言葉では言い表せない「強さ」と「やさしさ」を感じ取ったそうです。学生生活で精神的苦境に陥り、大学を中退して、源清麿写しの刀匠の第一人者・宮入清平(清宗/みやいり きよひら)に弟子入り。宮入氏が活動する長野県坂城町で10年間修行し、独立しました。
兼濱さんは現在、切り出し小刀や、自身でブランド化した琉球刀子、かりゆし文鎮、印刀、レターオープナーなどを手掛けています。切れ味の鋭い刃物と漆のコラボレーションが特徴で、切り出し小刀では柄の部分に漆を焼き付け、さらに漆を重ねて草花の意匠などを表現しています。漆作家でもある妻の淳子(じゅんこ)さんもかかわって、漆絵カードなども取り扱っています。 長年応援してくれている地元の人たちの力を借りて、沖縄らしい作品創作に励みます。琉球王国を治めた、地域の偉人・尚巴志(しょう はし)をヒントに当時の刀を再現する計画もあります。
「将来的には、幅広い刀剣を展示するセンター的な施設を開きたい」と兼濱さんは先々を見据えています。普段の生計はなかなか厳しいといいますが、孫には「刀匠をやってごらん、と言えるようになりたいですね」と微笑みます。静かな語り口の中に、情熱を感じさせてくれます。 地元の琉球大学と連携して、講義の一環で日本刀について学び、作刀も体験するプログラムを行うなど、精力的に活動しています。南国の地で、日本刀の継承・普及に余念がありません。
(1/1~1/3を除く)
★土日も電話受付しております。