何を隠そう、実は私も、紀土シリーズの愛飲者。県外で暮らす友人のお祝いやお礼に贈ることが多く、まさに紀土をきっかけに日本酒が好きになった友人も少なくありません。そして喜ばれる度に「和歌山の酒蔵がつくった自慢の日本酒だよ」と我がことのように胸を張りたくなります。
また、平和酒造では、稲作の後継者不足に悩む地域の課題を解決しようと、休耕地を借りて、酒造りの一環として杜氏や蔵人が稲作を行っています。毎年6月には田植え、10月には稲刈りと収穫祭の一般参加を受け付けており、同日に酒蔵見学や地元食材を用いたバーベキューも実施しています(2021年の開催は、新型コロナウイルス感染症の状況により、規模の縮小・中止・変更の可能性あり)。酒造りの原点である米作りに携わってみたい方は、平和酒造の公式サイトもぜひチェックしてみてください。