空港開業で注目を集める下地島・伊良部島へ 沖縄県宮古島市

沖縄本島から南西に約300km離れた場所に位置し、大小6つの島からなる宮古島市。
サンゴ礁に囲まれた宮古諸島の海はその美しさから「宮古ブルー」ともよばれています。
2019年4月には下地島に新たな玄関口として、みやこ下地島空港ターミナルが開業。
隣接する伊良部島と合わせ、話題の島々を巡ってみました。

空港開業で注目を集める下地島・伊良部島へ 沖縄県宮古島市

沖縄本島から南西に約300km離れた場所に位置し、大小6つの島からなる宮古島市。サンゴ礁に囲まれた宮古諸島の海はその美しさから「宮古ブルー」ともよばれています。2019年4月には下地島に新たな玄関口として、みやこ下地島空港ターミナルが開業。隣接する伊良部島と合わせ、話題の島々を巡ってみました。

宮古ブルーを満喫する絶景スポットへ

宮古ブルーを満喫する絶景スポットへ

 宮古島の魅力を語るうえで外せないのが宮古ブルーの海。島内にはビーチや展望台など海を望むスポットが点在しています。なかでも有名なのが、約7kmに渡って真っ白なパウダーサンドが続く「与那覇前浜」。目の前には濃淡の美しい海が広がり、「東洋一の美しさ」と称されるのも納得です。
 そしてもう一つが、宮古島と伊良部島を結ぶ「伊良部大橋」。全長3540メートルと通行無料の橋としては日本最長を誇り、平成27年(2015)の開通以来、ドライブスポットとして人気を集めています。特に夏季は空の青さも相まって、離島の海絶景を満喫することができます。

〈上〉思わず駆け出したくなるほど美しい与那覇前浜 〈左下〉橋のたもとにある名板は記念撮影スポット。曲線を描いて延びる伊良部大橋のスケールの大きさを体感したい 〈右下〉島の交通を守るシンボル「宮古島まもる君」がお出迎え


自然が作り出す神秘的な巨大池へ

自然が作り出す神秘的な巨大池へ

 伊良部大橋が架かる伊良部島と隣接しているのが、今回の目的地である下地島。従来の玄関口である宮古空港からは車で約30分ですが、みやこ下地島空港ターミナルが開業したことで、成田空港から下地島へ直行できるようになりました。夏には関西国際空港からの定期便も運航開始予定でさらに注目が高まっています。
 レンタカーをピックアップして最初に向かったのは、みやこ下地島空港ターミナルのちょうど真裏にあり、車で5分ほどの場所にある「通り池」。下地島の西海岸に隣接する2つの池の総称で、国の名勝及び天然記念物に指定されています。内陸側は直径約55m、外海側は直径約75mで水深はどちらも約25m。2つの池は洞穴を通じて海へと繋がっていることからその名が付いたと言われています。

〈上〉濃いブルーの池は驚くほど穏やかで神秘的な雰囲気 〈左下〉2つの池の間には遊歩道があり散策も楽しめる 〈右下〉木の温もりあるリゾートのようなたたずまいのみやこ下地島空港ターミナル。島の特産品を販売するエリアなども

 駐車場から遊歩道を歩いて200mほど。夏になるとパイナップルに似た実をつけるアダンの木々が緑のトンネルを作り出し、徐々に開けてくる視界に期待が高まります。トンネルを抜けると池を見渡す開けたエリアへ到着。
 海のすぐそばにあるにも関わらず、穏やかな景色が広がり、潮の満ち引きによって海水の色合いの変化も楽しめます。また通り池は上級者向けのダイビングスポットとしても知られ、ダイバーが池の中を泳いでいる姿を見かけることもあるのだとか。

〈左〉アダンの木が影を作り出し夏でも涼しさを感じられる 〈右上〉東屋やベンチでのんびり過ごすのもおすすめ 〈右下〉通り池へ向かう道すがらには、かつて大津波で打ち上げられた巨石「帯岩」もあるので合わせて巡りたい


島の特産品がおいしい沖縄そばに

島の特産品がおいしい沖縄そばに

 通り池を後にして次に向かったのはお隣の島、伊良部島。農業と漁業が盛んなこの島一番の特産品は、カツオのなまり節です。
 なまり節とは、釜揚げした魚を焙煎乾燥させたものです。なぜカツオのなまり節が特産品?と思うかもしれませんが、実は伊良部島の佐良浜地区は明治42年(1909)からカツオの一本釣り漁を行う漁師町。港内にはカツオのモニュメントなどを見ることができるほか、見学可能なカツオの加工場もあるので、島内を散策途中に立ち寄ってみるのも旅の醍醐味といえるでしょう。
 特産品について知識を深めたところで食べておきたいのが島の味。ぜひ立ち寄ってほしいのが、なまり節を使った沖縄そばが楽しめる「伊良部そば かめ」です。

〈上〉島の斜面に家が立ち並び入り組んだ路地はまるで迷路のよう 〈左下〉カツオのモニュメントと一緒に記念写真をぜひ 〈右下〉店先に咲くブーゲンビリアの花がとってもいい雰囲気

 「島の名物をもっと知ってもらいたい」と語るのは、なまり節を乗せた看板メニューの伊良部そばを考案した店主の安仁屋政之さん。通常の沖縄そばはカツオと豚骨のブレンドスープが基本ですが、なまり節を加えることで風味が格段にアップするそうです。スープに合わせたツルツルとした食感の自家製麺は、併設する製麺所で作るなど店主のこだわりは尽きません。
 さっそく注文してみると、湯気とともにふわりと漂うなまり節の香りになんとも食欲をそそられ、あっという間に完食してしまいました。おすすめと聞いて合わせて注文した、島の近海で水揚げされたマグロの握り寿司も絶品でした。

 沖縄本島よりもさらにディープで、離島ならではの自然や食文化が色濃く残る下地島と伊良部島。話題の島々へぜひ足を運んでみませんか。 (2019年4月)

〈上〉なまり節のほかにソーキも乗る伊良部そば600円 〈左下〉「なまり節の香を楽しんでください」と店主の安仁屋さん 〈右下〉おばぁの家へ遊びに来たような昔懐かしい雰囲気

【2名1泊宿泊券】全室オールスイート! 紺碧ブルーに癒される旅。 こだわりの宮古島フレンチを堪能(2食付)

【2名1泊宿泊券】全室オールスイート! 紺碧ブルーに癒される旅。 こだわりの宮古島フレンチを堪能(2食付)

8300㎡の敷地内に全室スイートタイプのゲストルームがわずか8棟と、空間を贅沢に使った至福のひとときを過ごせる「紺碧ザ・ヴィラオールスイート」。伊良部島の海沿いに位置しており、全室に備わったプライベートプール付きのテラスからは、どこまでも続く海と空を独り占めできます。また、レストランではシェフ自らが育てた野菜をはじめ、宮古牛や近海で獲れた鮮魚を使ったフレンチも楽しめます。
※掲載の「お礼の品」は品切れや季節の都合で受付を終了・中止していることがあります。

どこにいても美しい海が眺められる。下地島・伊良部島観光の拠点にも最適

SPOT LIST

与那覇前浜(よなはまえはま)

【電】なし【住】宮古島市下地与那覇1199-1【交】宮古空港から車で10分(みやこ下地島空港ターミナルから車で40分)【料】【時】【休】散策自由【P】30台

伊良部大橋(いらぶおおはし)

【電】なし【住】宮古島市平良久貝【交】宮古空港から車で15分(みやこ下地島空港ターミナルから車で15分)【料】【時】【休】通行自由【P】宮古島側にスペースあり

通り池(とおりいけ)

【電】0980-78-6250(宮古島市伊良部支所地域づくり課)【住】宮古島市伊良部佐和田【交】宮古空港から車で35分(みやこ下地島空港ターミナルから車で15分)【料】【時】【休】散策自由【P】6台

伊良部そば かめ(いらぶそば かめ)

【電】0980-78-5477【住】宮古島市伊良部長浜251【交】宮古空港から車で30分(みやこ下地島空港ターミナルから車で5分)【時】11時~15時30分LO【休】不定休【P】26台

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