鍋特集2019
2019年12月13日
あったかい鍋料理が恋しくなる季節になりました。
野菜やお肉、魚介など、さまざまな食材を煮込んでいただく鍋は手軽でおいしい冬の定番メニュー。
日本各地のこだわり食材を使って、定番人気の鍋料理をお楽しみください。
水炊きは福岡県の郷土料理で、骨付きの鶏肉を水から茹でて出汁をとり、野菜を入れて煮込む鍋料理です。
決め手は鶏の出汁がしっかり出た白濁スープ。調味料は加えずに、ポン酢醤油でさっぱりいただく食べ方が一般的です。野菜は白菜や長ネギ、水菜、椎茸など好みのものを入れて、締めは生卵を溶きいれてうどんや雑炊に。好きな野菜を合わせやすいので、いろんな野菜をたっぷり食べたい日にもぴったりの鍋です。
関西風と関東風があるすき焼き。その違いは作り方で、最初に肉を焼いたあとに調味料を入れて野菜と煮るのが関西風、最初から鍋に割り下を入れて、肉や野菜を同時に煮るのが関東風です。
食べ方はどちらも同じで、甘辛いタレが絡んだ肉や野菜を溶き卵につけていただきます。使う牛肉にはモモや肩などの赤身を選ぶとあっさりしながらも肉の旨みを味わえますし、霜降り肉を選ぶととろけるような口当たりを楽しめます。
煮え立たせただし汁に肉や野菜をくぐらせ、ポン酢やごまダレなどのタレをつけていただくしゃぶしゃぶは、家庭で気軽にできるのが魅力の鍋料理です。
メイン食材には薄切りの牛肉や豚肉はもちろんフグやブリ、タイ、カニといった魚介も人気。野菜は火が通りやすい葉物を中心に、きのこやネギ、根菜など、さまざまな食材で楽しめます。大根おろしや大葉、みょうがなどの薬味と一緒にいただくのもおすすめです。
ぷりぷりしたもつの食感や旨みを楽しめるもつ鍋。福岡博多の名物として知られていますが、全国的にも広く親しまれている鍋料理で、スープのベースは醤油やみそ、塩など、さまざまなバリエーションがあります。
相性のいい食材はニラやキャベツ。水の出やすい野菜をたくさん入れると味がぼやけてしまうので、シンプルにまとめる方がおすすめです。締めは定番のちゃんぽんのほか、ご飯やうどんも美味しくいただけます。