日本一のデニムの産地・福山だから誕生した独創的なプロダクト
全国シェア7割を誇るデニムの産地・福山市にある老舗企業の技術が詰め込まれたネクタイ&チーフ。
染色は『坂本デニム株式会社』、織布は『篠原テキスタイル株式会社』、抜染加工は『山陽染工株式会社』、色止め加工は『有限会社タグチ』の福山市内のデニム関連事業者4社が手掛けており、セレクトショップ『パリゴ福山店』を運営する『株式会社アクセ』が監修。『500年ネクタイ』というネーミングは、5つの企業の創業年数を合計すると500年を超えることが由来です。
各分野のプロフェッショナルが積み上げてきた経験と技術があってこそ生まれた、唯一無二のプロダクトです。
手に取るとデニムとは思えないほど柔らかく、ソフトな光沢があり、シックなインディゴブルーが大人のVゾーンを引き締めます。染めたデニムから“色を抜く=抜染(ばっせん)”の技術で描いた福山の市花・ばらのモチーフがエレガント。
パーティーなど華やかなシーンはもちろん、カジュアルなスーツスタイルやジャケットを使ったコーディネートも遊びの効いたモードな印象に仕上がります。
目を見張るほど繊細なグラデーションと、ストレスフリーな着け心地、長く着用することで得られる上品なエイジングをお楽しみください。
「福山産のデニム」は今や世界のトップブランド
福山市は古くから繊維企業が集結した地域として知られ、「備後絣(びんごがすり)」から発展したデニム生地の製造では全国シェア7割を超える一大産地です。
「完全分業」ともいわれるデニム製造業界では、紡績、染色、織布、縫製、加工などそれぞれの工程を担当する企業が分かれているのが一般的。しかし福山エリアのデニム関連事業者は、個々の企業が独自の技術を磨き、開発しながらも、一極集中していることで互いに密なフィードバックをすることが可能となり、専門技術を絶え間なく高め合えているのです。各工程を担う企業がクオリティーを高め続け、連携して一つのプロダクトを作り上げているからこそ、「福山のデニム」のブランド力は最高峰のものとなりました。
それこそ、世界でも有数のラグジュアリーブランドの多くが進んで「Made in JAPAN」のデニムを採用する理由。世界からの信頼を確立した「福山産デニム」は、これからもデニム界のトップブランドとして走り続けることでしょう。
『BICHU BINGO JAPAN DENIM』とは
備中・備後(BICHU BINGO)とは、広島県東部の福山市から、岡山県西部の井原市周辺のエリアのこと。日本産のデニム生地の8割以上が備中備後エリアで製造されており、福山市だけでいうと全国7割以上の生産量を誇ります。
備中備後エリアは世界に誇るデニムの産地ながら、その多くがBtoB(中間工程)企業であるがゆえに、一般的にはあまり知られてはいませんでした。
そこで福山市と井原市、地域の関係企業がタッグを組み、「今こそ、“どこの地域のどんな企業が作ったプロダクトなのか”を広くリリースしよう」と設立したのが『BICHU BINGO JAPAN DENIM PROJECT』。
これまでは、商品の情報流出を防ぐために、プロダクトの製造に関わる企業はトップシークレットであることが通常でした。それを大胆にも開示することで、「地域に対する市民の誇り(シビックプライド)を育もう」という、チャレンジングかつサステナブルなプロジェクトです。
プロフェッショナル同士のプライドが結集
『BICHU BINGO JAPAN DENIM PROJECT』から満を持してリリースされた『500年ネクタイ&チーフ』。
世界のファッションシーンの最先端を捉え続けてきた「販売」のプロフェッショナルが、デニムの「染め・織り・抜染・加工」のプロフェッショナルと“本気で”作り上げたプロダクトです。さり気なく身に着けるだけで、時代の先を行く最新のファッションを身にまとっていることと同等だといえるでしょう。
「福山の誇り」「日本の誇り」が詰まったアイテムを胸に掲げ、自由でモードなデニムファッションを存分に満喫してください。
『株式会社アクセ』スタッフ 岩男貴之さん
涼しげなグレーのツーピースに、インディゴのネクタイ&チーフを合わせたコーディネートを披露してくれたスタッフの岩男さん。デニムというカジュアルな素材ながら、柔らかな光沢と深みのある色合いで胸元に遊び心と上質感を添えています。季節を選ばず着用できるのも嬉しいポイントです。
「抜染の技術で描いた繊細なグラデーションが目を引くネクタイ&チーフです。普段、ばらがモチーフのアイテムはあまり着用する機会がないかもしれませんが、このネクタイ&チーフはさり気なく上品なデザインなので、気負いなく“福山の花・ばら”を身にまとっていただけます。パーティーはもちろん、ビジネスカジュアルや普段のコーディネートにもぜひ取り入れてみてください。贈り物にもおすすめです」。
最先端のモードを追求し続けて ー 株式会社アクセ
『株式会社アクセ』の前身、『高垣大安店』が創業したのは1925年。衣料品雑貨の販売から、服地販売と仕立て、総合衣料店の運営などを経て、1992年にセレクトショップ『PARIGOT-パリゴ-』をスタートさせました。
イメージは、「最新鋭のモードと個性の表現を軽やかに愉しむパリの街」。世界中でバイイングした最先端のファッションが集められた、広島発のセレクトショップです。
現在は福山市をはじめ、尾道市、広島市、岡山市、松山市、横浜市、丸の内、銀座と、全国8拠点で『パリゴ』を展開。幅広い年齢層のユーザーが、最新のモードを求めてショッピングを楽しんでいます。
2018年5月には、CSR活動の一環として、デニム産地PRブランド「JAPAN DENIM」を設立。世界が認める高品質なデニムを生み出す備中備後の技術力と、国内外で活躍するデザイナーの感性を融合させた、まったく新しいデニムコレクションを誕生させました。〈CINOH〉〈EZUMi〉〈RED CARD〉〈YANUK〉などの人気ブランドが参加していることでも話題を呼び、そのサステナビリティが今、世界のファッション界から注目されています。