海苔問屋として先代から大切にしている考えを、久さんが教えてくれました。それは、常に「架け橋」としての存在を意識することだといいます。「私たちは海苔問屋です。自分たちだけ良い思いをしようと思ってしまったら成り立たない。漁師さんやお客さま、私たちと関わる方々の“架け橋”となれるように、日々海苔と向き合い、挑戦することを大切にしています」
創業120年、今も受け継がれる高喜商店の“海苔ひとすじ”の情熱。海苔作り発祥の地・東京湾から今もなお提供され続ける海苔は、高喜商店を通じて時代に合った形で食卓に届けられています。高喜商店の一枚に詰まったこだわりと、美味しさが生まれた海の恵みに思いを馳せて、ぜひ味わってみてはいかがでしょうか。