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米 ひとめぼれ & ササニシキ 食べ比べ 10kg ( 各5kg ) 宮城県 登米市産 特別栽培米【2023年度産米】 ふるさと納税の返礼品で旅行クーポンをGET! - JTBのふるさと納税サイト [ふるぽ]
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登米市産環境保全米ひとめぼれ・ササニシキを5kgずつ詰合せにしました。 ※掲載しているセット内容は、季節等の都合により内容変更または同類相当の商品に変更となる場合があります。 ※農産物(生鮮食品)の場合につきましては、天候の影響で収穫量・収穫時期が遅れた場合、発送が遅れる場合があります。 ※季節によって詰め合わせる野菜が変更される場合があります。 ※季節によって商品の内容が変更になる場合があります。 ※中元歳暮時期は、季節柄大変混み合っており、お届けが多少遅れる場合があります。 ※写真は全てイメージです。記載内容以外の食材や薬味、容器等は含まれません。 ※商品は無くなり次第終了とさせて頂きます。 ※規格変更等により商品のパッケージが変更になる場合があります。 事業者名:みやぎ登米農業協同組合 連絡先:0220-23-9815(JAみやぎ登米食農推進課) 検索キーワード:お米 こめ 白米 食品 人気 おすすめ 送料無料
つやつやと輝く米粒に、ふわっと漂う甘い香り。ひと口頬張ればもっちりとして、噛めば噛むほど甘みが広がる。米どころ・宮城県は、はるか昔から日本有数の米どころとして知られており、江戸時代から多くの米が江戸に持ち込まれていたと言われています。二代目仙台藩主の伊達忠宗の頃には江戸に出回っている米のうち3割以上が、宮城米だったと言われているほどです。 中でも、有数の稲作地帯が登米(とめ)市。市内には悠々と流れる北上川があり、川幅最大300メートルにも及ぶ東北最大の河川を利用して江戸から明治にかけて海運業で繁栄してきました。豊かな水資源を生かした米作りが盛んで、海運を利用して石巻港から江戸に多くの米を供給していたといわれています。江戸に米が登ることから「登米」という地域名が残ったと言われているほど、歴史ある稲作地帯です。
登米市では全国に先駆けて、自然と共生する循環型の農業を四半世紀も前から取り組んできました。「農薬や化学肥料を削減し、環境負荷を軽減した環境保全米を先進的に挑戦してきた地域でもあるのです」と話すのは、みやぎ登米農業協同組合(JAみやぎ登米)の柴田政志さん。1996年には、JAみやぎ登米に合併する前の旧中田町農協の取り組みとして、生産者と消費者が中心となった「環境保全米実験ネットワーク」が発足し、栽培実験を行っててきました。
結果、化学肥料や農薬の削減だけではなく、水田や周辺環境における生態系への好影響をもたらしていることを確認。「環境保全米運動」としてそのノウハウを展開していきました。「その取り組みが地域で注目されたのが、2003年の冷害の時でした。環境保全米の田んぼの被害が最小限に抑えられていたのです。自然の力を生かす農法を、地域の農家が再確認した機会だったのでは」と柴田さんは話します。 こうした影響もあり環境保全米の作付けは一気に増加。2006年には、管轄する地域の80%以上の面積が環境保全米となるなど、サステナブルな農業が地域に普及していました。同じ年、稲作部会連絡協議会が「第35回日本農業賞の大賞(集団組織の部)」を受賞するなど名実共に認められています。
慣行栽培を基準に、農薬・化学肥料を5割以下に制限し、できる限り自然の力を生かして栽培される環境保全米。そうした農法のベースとなっているのは、畜産が盛んな登米市の特徴を生かした土づくりです。 「登米市は黒毛和牛である仙台牛が年間4500頭も出荷されるほどの一大産地。古くから耕畜連携の取り組みが行われてきました」。牛の飼育には、環境保全米の稲わらが飼料として与えられ、その家畜が生み出した堆肥によって環境保全米の土づくりが支えられています。その資源循環型の農業によって稲は育まれていますが、農薬をできる限り抑えるというのは一筋縄ではいきません。
「減農薬って言葉では簡単に聞こえるけれども、生産者にとっては本当に大変なこと。何が一番大変かって?やっぱり雑草との戦いですね」と、柴田さんは生産者の気持ちを代弁します。 水田内に草が生えることによって稲の成長を阻害してしまうだけではなく、田んぼの周りの畦道に草が生えることによって稲にとって天敵となるカメムシなどの虫が発生する原因となるほか、病気が発生する危険性も増してしまうと言います。除草剤に頼ることができない環境保全米では雑草をていねいに手作業で取り除いていく地道な作業が欠かせません。
生産者のたゆまぬ努力によって、自然の循環の中で育まれた田んぼが黄金色に輝き、収穫を目前に控えた秋、田んぼには赤とんぼの姿がたくさん見られました。JAみやぎ登米では、環境保全米づくり運動の成果を確かめる目的で、生産者とJA職員らが一緒になって「田んぼの生きもの調査」を毎年開催しています。その調査は今年で16回目となりました。今年の調査でもカブトエビやゲンゴロウ、ドジョウ、ヤゴなど現代の田んぼではなかなか見かけなくなってしまった生きものをたくさん発見。なかでも「生きた化石」とも言われるカブトエビは田んぼの雑草を食べてくれるなど、稲の生育にも貢献してくれるといいます。 「赤とんぼが乱舞する産地を目指そう!」を合言葉にしてスタートした登米市の環境保全米の取り組み。それは20年以上たった今、黄金色の田んぼの周りを赤とんぼが舞う姿がその取り組みの成果を証明しているのかもしれません。
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