石川樹脂工業は戦後間もない頃に創業しました。漆器の木地販売からスタートし、時代のニーズとともに素材を木から樹脂へとシフト。食器から仏具、工業用部品などの分野に進出するなど、常に新しい挑戦を続けてきました。
創業時から根底にあるのは「誰もやらなかったことをやる」という精神。新しい挑戦、新しいアイデアを大切にするのが同社流です。石川さんが取り組むのは、プラスチックに新たな価値を見出すこと。「近年は環境問題などで、プラスチックは悪者という風潮があります。リサイクルに関しても、実はほとんどのプラスチックは燃料として燃やされています。私たちは企業の責任として、環境負荷について考えていきたいんです」と、100%リサイクル可能なトライタンに、その思いを託します。