金沢を代表する煮物「治部煮（じぶに）」は、江戸時代から食べられていた武家料理。鴨肉や鶏肉の切り身に小麦粉をまぶし、すだれ麩や季節の野菜と一緒に出汁で煮て作ります。
四季折々の旬の味を楽しめる郷土料理として知られており、結婚式等の祝いの膳には欠かせない椀物です。
家庭でもおもてなしや、ちょっとしたお祝いの日の料理として作られる一品です。郷土料理を提供するお店や、料亭、割烹などでも提供されています。是非、伝統の味をご賞味ください。

金沢のB級グルメとして知名度抜群の「金沢カレー」は北陸3県にフランチャイズ展開をしている「カレーのチャンピオン」・通称チャンカレの創業者が考案したレシピだと言われています。
①ルーは濃厚でドロッとしている
②ステンレス製の舟形皿に盛りつける
③カレーには何らかのカツがのり、その上にソースをかける
④先割れスプーンかフォークで食べる
⑤付け合わせは千切りキャベツ
明確な定義があるわけではないので、すべての金沢カレーにこれらの特徴が当てはまるわけではありませんが、金沢を訪れた際には、金沢カレーを味わってみてください！

石川県内で水揚げされたズワイガニのオスで、甲羅の幅が9センチ以上のものを「加能ガニ」と呼びます。目印は、漁港の名前が書かれた水色のタグ。石川県の漁協がひとつに統合されたのがきっかけで誕生したブランドです。加賀の「加」と能登の「能」を合わせた名前で、身は甘く、ツメまでぎっしりと身が詰まっているのが特徴です。カニみその独特な風味は絶品で、北陸に行くならまずおすすめするブランドカニです！ちなみに、メスは「香箱ガニ」といいます。

能登牡蠣は、小ぶりながら肉厚で甘みが強く、味と風味のバランスが良いのが特徴です。七尾湾に面している中島町から穴水町にかけてのびる国道249号線沿いには、かき直売店やかき料理専門店が並び、通称「能登かき街道」と呼ばれています。例年、1月～3月の間、「七尾湾能登かき祭り」と銘打ってイベントが開催されています。期間中は協賛飲食店や協賛直売所にて、能登かき丼や能登かきフルコースなどオリジナルメニューが提供されるので是非訪れてみてください！