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火加減なしでふっくらおいしいご飯が簡単に炊き上がります。肉厚成形なので熱をしっかり蓄えて、火を止めた後も沸騰を持続させながら、余熱でじっくり蒸らします。二重蓋なので、圧力釜の機能を果たし、吹きこぼれも防ぎます。(白米2合なら、中強火で約11分・蒸らし20分で炊き上がります。)グッドデザイン賞受賞。 ※画像はイメージです。 ※お申込み状況によりお届けまでに1ヶ月~2ヶ月程かかる場合がございます。 ※お届け後は速やかに開梱の上、破損の有無をご確認下さい。輸送中の破損を含め商品に損傷があった場合はご連絡下さい。 この場合のご連絡につきましては、お届けより7日以内にご連絡頂きますようお願いいたします。 ※次のような場合は交換等対応が出来ません。 ・商品到着から7日を過ぎているもの ・使用済みのもの ・ご自身で汚損、破損されたもの 事業者:長谷製陶株式会社
三重県の北西部に位置する伊賀市は、忍者や城下町、豊かな自然を楽しめる場所ですが、焼き物の産地でもあります。実は、400万年ほど前、今の伊賀市の場所には、琵琶湖がありました。「古琵琶湖層群」と呼ばれる地層から良質な土が取れることから、市内各地には、伊賀焼の窯元が点在しています。
今回お話を伺ったのは、天保3(1832)年創業の長谷園(長谷製陶)8代目社長の長谷康弘(ながたにやすひろ)さんです。長谷園は、2022年に創業190年を迎えた歴史のある窯元。敷地内には、創業から昭和40年ごろまで使われていた「16連房登り窯」や大正時代に建築された旧事務所の「大正館」など、国の登録有形文化財に指定されている場所や建物がいくつもあり、買い物だけでなく探索も楽しめます。大正館の中では、伊賀焼のカップでコーヒーを飲むことができ、カップはそのまま持ち帰りが可能です。伝統を受け継ぎつつ、伊賀焼と今の暮らしをつなげる取り組みに力を入れているのが、長谷園なのです。
伊賀焼の特徴は、この土地ならではの土にありました。「地層から取った土を鍋の形に整え窯で焼き上げると、土に含まれていた400万年前の有機物が燃え尽き、気孔と呼ばれる小さな穴がたくさんできます。気孔は、火を加えると蓄熱作用を起こし、中に入れた食材に均等に熱を伝えることができます」と伊賀の土の魅力を語る長谷さん。 耐火性・蓄熱性に優れ、吸水性を持つ伊賀の土の特性を活かし、代々土鍋や行平、焙烙(ほうらく)などの生活に密着したものづくりを行なっていた長谷園。さらに、先代の社長の時代には、建築タイル事業にも注力していました。しかし、阪神・淡路大震災により、重みのあるタイルは敬遠。キャンセルが相次ぎ、会社の経営を揺るがす事態が起きます。
当時伊賀を離れ、東京で生活していた長谷さんは、1997年に帰郷。会社の危機を乗り越えるため、商品開発に力を入れることを決意します。「うちは土鍋屋ですから、子どもの頃から土鍋ごはんの味を知っていました。土鍋で炊くごはんのおいしさは、大前提。しかし、便利さを兼ね備えなければ、一般家庭に受け入れられないことはわかっていました。そこで火加減なし・吹きこぼれなしの土鍋を目指し、4年の歳月をかけて自社開発しました」。 そして、ついに2000年「かまどさん」が誕生。販売開始から少しずつ口コミで広がる中、料理のプロたちの後押しもあり、知名度が上がっていきます。2022年には、累計販売数100万台を突破しました。
「かまどさん」を筆頭に、土鍋やおひつなどをつくる長谷園。そのモットーは「作り手は真の使い手であれ」。各時代に合ったものづくり、技術や技法の継承に加え、使い手の目線で考え、お客さまに寄り添う姿勢が今の発展に繋がっていることを感じました。 「これからは、もっと異素材、異業種と一緒にものづくりをしていきたいです。視野が広がれば、お客さまにとってもプラスになるものづくりができるはず。県内外の方に喜んでいただくことが、地域の活性化にもつながると思っています」と、未来に向けての抱負を語ってくれました。
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