分割式小型ボートを手掛ける「オーパ・クラフト」は約50年、
安全性の追求に真摯に取り組んできました。
特に使命感を持って追求するのは、『転覆を防止することへの飽くなき探求』。
分割ボートのパイオニア的存在として、独自開発のノウハウを積極的に取り入れてきました。
・船体は確かな強度のFRP製品
・面で噛み合うジョイント方式
・転覆対策以外としても、バランス良く5点に配置される浮力体による強力な浮沈構造
また、改良に改良を重ねた独自開発のパーツも大きな特長です。
特に「フェンダーフロート」は、驚異的な浮力で船べりに大人が足をかけても、
2人が片方に寄ったとしても大丈夫。
転覆の原因となる「横揺れ」も大幅に低減します。
<フェンダーフロートのスゴさの秘密>
〇フロートの浮力部分として、豪華クルーザーを保護するフェンダーを採用して
ボート用フロートとして活用しているため、格別の耐久性や耐衝撃性、柔軟性を確保
〇フロートの骨格部分(金属フレーム)は、自社ボート用に開発された比類無きオリジナル構造です。
しかも社内での過酷な各種耐久試験に耐え抜いている頑丈な骨格で、十分な強度と耐久性を発揮
〇「優れた愛知のプラスチック」事業として2014年に経済産業省より事業認定
2つに分かれたボートを組み立てて使用する2分割ボートは、
どうしてもその安全性や耐久性への懸念が付きもの。
ですが、オーパ・クラフトのボートは他社製のそれとはまるで違います。
ポイントは、力の掛かり具合と強度とのバランス。
しなやかに波の力を受け止め、力を逃しつつ、どうすれば機能性や耐久性を高レベルで保ち、
ボートの軽さも保つことができるのか。試行錯誤の末、たどり着いた結論は、
ジョイント部分を「点」ではなく「面」でつなげるというコンセプト。
「全周かみ合わせ方式」を採用し、巻き込むようにかみ合わせることで、力を逃し、
強さと耐久性と軽さを実現しました。
その実績は確かなもので、約50年に渡って生産してきた8,000艇以上の分割ボートのうち、
ジョイント部の事故につながる大きな破損は1件もありません。
素材には耐久性に優れた国産FRP製品を使い、20年前後は安心して
使用できます(標準的な使用と保管の場合)。
簡単に組み立てられる手軽さも魅力のひとつ。
分割したボートは船体前部が21kg(バウデッキ含む)、後部が約25kg(フロートソケット&補強含む)。
一体型ボートですと平均50kgは超えるので、それぞれが約半分になり手軽に運ぶことができます。
また、組み立ても工具を使わず、慣れてしまえば約20秒。
オプションのフェンダーフロートや移動用ドーリーもワンタッチで着脱可能です。
さらに、分割ならではの利点が省スペース収納。
分割したボディを重ねて収納することで、車庫の隅に立てかけたり、軽ワンボックスカーにも楽々納まります。
「安全性」をどこまでも高いレベルで実現させるために、オーパ・クラフトは自社生産にこだわります。
そもそも、製品すべてが独自発想で生み出されるものばかり。
特に分割式ボートの命とも呼べるジョイント部分は、独自のノウハウが詰まっているだけに徹底した
品質管理が重要となります。
さらに船体に使われるFRP素材は、一流の国産品を中心に世界最高品質の素材に独自の軽量化を
加えていることから、やはり自社生産は必然なのです。
そのため、今のところ大量生産が難しく、受注から納品まで1年以上待ちのお客様が
いらっしゃるのも現状です。
ですが皆さん、その特異性と性能に惚れ込み、楽しみにお待ちいただいています。
オーパ・クラフトが目指すのは、お客様にとって「一生もの」と呼べるボートをお届けする
丁寧なモノづくり。末永く安心してお使いいただけるボートを一艇一艇丁寧に仕上げます。
<小型艇業界N0.1の特許取得4件実用新案登録・意匠登録>
・ミラクルフロート跳ね上げ式 特許取得済
・ミラクルフロート固定式 特許取得済
・ミラクルドーリー 特許取得済
・ウェーブブロッカー 特許取得済
・操作ハンドル 実用新案申請済
オーパ・クラフトの分割ボートは、災害時にもなくてはならない救助ボート。
大手防災商社・株式会社赤尾と提携し、防災用品カタログにも掲載されています。
専用モデルは、河川の氾濫で浸水した地域での住民救助などの防災現場(総務省が各地の広域連合に配備した水難救助用大型車両内に格納、東京消防庁をはじめ全国の消防署・警察署等)で使われます。
FRP製のため、防災倉庫で長期保管にも対応する耐久性や、がれきや浮遊物などの中でも安全に移動できる耐衝撃性に定評があります。
もちろん、本来の持ち味である転覆しにくい安全性や、積荷を多くのせられる積載力、小回りの利く操作性や省スペース収納、軽さや簡単な組み立て方法など、いざという時にさっと使えるあれこれを兼ね備えています。
当社の所在地は、自動車王国として有名な愛知県。圧倒的に「モノづくり」にこだわり続けてきた方々が多い土地柄です。その目は厳しく、安全性や耐久性はもちろん、道具としての利便性、コストパフォーマンスも厳しく査定されます。
逆に言えば、厳しい評価の中で長年鍛えられてきたからこそ、小規模でありながら独自の方向性と
のれんを守ってこられたと自負しています。
真の「安全性」確保に向けた、妥協しないものづくりこそ、オーパ・クラフトの真髄なのです。
そんな妥協しない姿勢を各メディアや関係各所からも高く評価していただけるようになりました。
●2017年NHK「ホットイブニング」、TV愛知(TV東京系列)「ゆうがたサテライト」
どちらの番組でも、それぞれ実際に人が乗船したボートを水上に浮かべて検証。
特にフロートの実力を実証するため激しくボートを揺らす実験を行い、その安定性の高さを実証、
報道していただきました。NHKでは生放送中に中継車も入れていただきました。
●2019年「オフィス防災 EXPO」(国内最大級の防災展示会)にて、
そごう百貨店・西武百貨店の法人向け外商部の扱い品として、ブースに展示。
日本でも有数の老舗百貨店様のブースに展示させていただく機会を得させていただき、
大変光栄でございました。
この5年程は、関係行政機関や公益法人の各種委員会の委員としても安全に関わる各種提言を積極的に
行っています。次世代に向けて小型ボートの安全性の推進を強く願いながら活動してきました。
趣味の釣りを極めるために、セカンドライフのお楽しみに、社員のための福利厚生として…。
分割ボートの使い道は幅広く、皆さんボートライフを満喫されています。
入の決め手となるのが、やはり第一にその安全性。
例えば子どもと一緒に釣りをしたい時。
レンタルボートであれば、細長いFRP製がよく見られますが、漕ぎやすさを重視するあまり
安定感が欠けるものが多く、安全とは言えません。
ゴムボートも手軽ですが、柔らかい素材ではルアーやエギのハリによって船やフロートを傷つけたり、
穴をあけてしまう場合も。
オーパ・クラフトの分割ボートなら、安全に釣りを楽しむことができます。
また、その軽さや扱いやすさも選ばれる理由。
力にはあまり自信がないという60歳以上のお客様でも、無理なく取り扱えると絶大な人気を得ています。
特に50代の目の肥えたお客様は、価格だけでなく安全性や耐久性、コストパフォーマンスなど
様々な面で慎重に選ばれる方が大多数。
「ただのボート」ではなく、「趣味を支える大切な相棒」を選ぶといった感覚が強いようです。
お客様は愛知県のみならず、全国各地からお問い合わせが。
商品力に納得し、購入されると、どの方も長年愛用してくださいます。