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【日本初のクラフト蜂蜜酒】This is it, What Churchill Said 2本セット ふるさと納税の返礼品で旅行クーポンをGET! - JTBのふるさと納税サイト [ふるぽ]
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滋賀県を本拠地とする日本初のクラフトミードハウス ANTELOPE がおくり出すスパークリングミード2本セットです。 1. This is it 品目:発泡酒(ミード) アルコール度数:6% 副原材料を使わないはちみつと酵母と水を主体としたスパークリングミード。はちみつ本来のやさしい甘みが感じられます。シャンパンのような発泡性があるため、1杯目もしくは食後酒として飲むのに適しています。ほのかなはちみつの香りにチーズ、揚げ物、中華料理などがよく合います。 2. What Churchill Said 品目:発泡酒(ミード) アルコール度数:6% カクテル界の王様であるジントニックからインスパイアされたクラフトミード。かつて、英国首相ウィンストン・チャーチルは「ジントニックは、英国の全ての医師より、英国人の命と心を救った」と評したといいます。ジントニックのように日本人の心を救ってくれるお酒になってくれれば、そんな思いで命名しました。ジンにつかわれるボタニカルであるジュニパーベリーとライムをあわせました。 ジュニパーベリーの特徴的な香りのうえに、ライムの爽快な柑橘の香りが乗った複雑なカクテルのような香りと味わいが楽しめます。
滋賀県の南東部にあり、琵琶湖に面する野洲市。まちのランドマークとも言われる三上山(みかみやま)は、そのなだらかな曲線から「近江富士」とも呼ばれています。下から眺めても美しいですが、はじめて登山をする人にとっても登りやすい山として、人気があるんですよ。 今回訪れたのは、そんな自然豊かな野洲市にある、国内初のクラフトミードハウスANTELOPE。ミードとは、はちみつと水だけでつくる醸造酒のこと。お酒好きな方はもちろん、普段あまりお酒を嗜まない方も興味がわく逸品です。
日本ではあまり聞きなれない「ミード」ですが、実は「世界最古のお酒」とも呼ばれるほど古い歴史があります。今も、アメリカには、ミードの醸造所が400以上も存在しているのだそう!そんなミードの魅力に惹かれたのが、ANTELOPE代表取締役の福井駿(ふくいしゅん)さんです。福井さんは大阪大学工学部・大学院を卒業後、金融やクラフトビール会社での勤務を経て、谷澤優気(やざわゆうき)さんと共に2020年3月にANTELOPEを創業。「お酒でファンタスチックな縁を」をビジョンに掲げ、新しい製法を取り入れながらつくるミードを「クラフトミード」と定義し、さまざまなミードを世に送り出しています。 元々、クラフトビールの会社に勤めていた福井さん。お酒について学ぶ中、イベントに参加した際に出会ったのが、ミードでした。「初めて飲んだのは、国際ミード大会金賞をはじめ数々の賞を受賞しているアメリカの人気ミーダリー『Superstition Meadery』のミードです。はちみつ以外の副原材料として使われていたのは、2種類のカカオやベリー。このミードが今までに体験したことのない味わいで、ミード自体の面白さと可能性を感じました」。
ミードの基本的な作り方は、とてもシンプルです。はちみつとお湯を混ぜた上で、酵母を投入。さらに、一定の温度を保つことで製造できます。ちなみに酵母が糖を食べて分解し、アルコールと二酸化炭素に分ける「アルコール発酵」の仕組みは、ミードだけでなく、ビールやワインの製造工程と同じです。 一見簡単そうに思えますが、うまく発酵するかどうかが腕の見せどころ。さらに、福井さんが意識しているのは、再現性のあるものづくり。「奇跡的においしいものができたとしても、2回目に同じことができるとは限りません。おいしくつくるための学びのプロセスは、徹底的に意識しています」と真剣な眼差しで語ります。素材を最大限に生かすための副原料を投入するタイミングや、醸造温度もそのひとつです。
ANTELOPEでは、今回の返礼品以外にも、副原料としてさまざまなスパイスや果実を使用したミードをつくっています。新商品は、醸造メンバー3人が会議・実験を重ねる中で生まれます。甘さ、酸味、香りなど、素材が際立つポイントを探しながら調整。完成品とのかけ合わせから、当たりをつけて、最終的に製品化を目指します。 福井さんには「おいしい」以上に嬉しい言葉がありました。「面白いという言葉を引き出せたら一番嬉しいですね。味覚はある種の好奇心。僕たちは、新しい味に触れて嬉しいと感じることを、知的好奇心になぞらえて『味(み)的好奇心』と呼んでいます。僕たちの味的好奇心からつくられたミードを通して、人の味的好奇心をくすぐりたいです」。
福井さんは滋賀県近江八幡市出身ということもあり、最初から、地元・滋賀県での起業を決意。物件を探す中で、出会ったのが現在の工場です。小学校に卸すための製パン工場として使われていた建物の無骨さに一目惚れ。オーナーさんの人柄も決め手となりました。工場の設営に関しては、電気や床の整備などの一部はプロに任せつつ、基本的に福井さんたちがDIYで担当。タンクの配管なども全て自分達でやり遂げています。
小中学生の頃は、とにかく外で遊ぶ子どもだった福井さん。滋賀で生まれ育ち、自然の良さを知った経験は、現在の趣味であるキャンプやアウトドア、登山にもつながっていると語ります。「滋賀県には、本当に何もない良さがある。これは、滋賀が誇っていいことだと思います」。 地元・滋賀で、地域に根ざした活動を続ける福井さんの夢は、80歳になるまで会社を続け、細く長くものづくりをしていくこと。人とのつながりは、人生を豊かにしてくれると実感する中で、今後はお酒の販売だけでなく、お酒と音楽があり、人が集まる場づくりを手がけていくことを目標に語ってくれました。
私も、今回の取材で初めて「ミード」の存在を知りました。まず、グラスに注いだ瞬間の色の美しさにうっとり。一口飲んでみたところ、はちみつの風味と、やさしい口当たりに思わず笑顔になりました。 福井さんの「一度飲んでもらったら、そこから面白い世界にご案内します」の言葉を思い出し、改めて納得。工場に足を運び、今度はグラスで飲み比べてみるのも楽しそうだと、ワクワクしています。
(1/1~1/3を除く)
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