【月桂冠】超特撰 鳳麟 純米大吟醸（720ｍL）

★原料米
酒造好適米の「山田錦」と「五百万石」をそれぞれ精米歩合50％まで磨いて使います。山田錦は、米粒が大きく、心白と呼ぶ米の中心部は不透明でうるんだようになっており、デンプンが粗く詰まっています。五百万石は、まろやかで比較的すっきりした酒に仕上がり、山田錦同様、大吟醸酒や吟醸酒を造るのに適した米といわれています。
★発酵期間
一般酒の場合は20日ほどですが、「鳳麟純米大吟醸」は約30日かけて、もろみを低温で経過させます。ブドウ糖をアルコールに変えるはたらきをする酵母にとっては過酷な低温で、ゆっくり発酵させることによって、香りと風味がじわじわと醸し出されていきます。
★鳳麟の酒銘
酒銘の「鳳麟」は、古代中国の伝説上の動物「鳳凰（ほうおう）」と「麒麟（きりん）」にちなむものです。明治・大正期には、東京方面に出荷した高級酒を「鳳麟正宗」と名付けていました。1978（昭和53）年、最高級クラスの酒を「鳳麟月桂冠」として発売しはじめ、現在へと受け継いできました。
★パッケージ
「鳳麟」を毛筆調の文字を金色で配し、黒色のびんに詰めました。金色と黒色のコントラストで高級感を演出しています。720mLびんは、和装の女性をイメージしてデザインしたもので、しなやかで美しい曲線が特徴です。びん形が特殊であることから、ラベルは1枚ずつ手作業で貼っています。

◆原材料
米（国産）、米こうじ（国産米）