福岡有明のりセットＢ

有明海は、日本全国の干潟面積の約４割を占める、日本最大の干潟です。
泥にはたくさんの栄養分が含まれていて、有明海の生き物はこの栄養分で生きています。
満潮時と干潮時の潮位差は最大６メートルにもなります。
満潮時は海に綱って栄養分を吸収し、干潮時は太陽を浴びて光合成を行う、有明海独特の海苔の養殖方法は、この干満差を利用して行われています。

福岡県有明海では沿岸4市（大川市、柳川市、みやま市、大牟田市）の約420軒の生産者で、おおよそ年間約13億枚、約146億円の水揚げがあり、全国有数の生産地です。
福岡県有明海は九州最大の川である筑後川や、筑後川と同じ一級河川である矢部川があり、最大6mにもなる干満差があるのが特徴です。
その干満差により、旨味成分のアミノ酸を多く含んだ、柔らかくて甘みのある海苔が生産されるのです。

福岡有明のりは一口目の風味と歯切れ、口溶けの良さが特徴的であり、一般的には海苔と言えば黒色のイメージがあります。
海苔の生産者は風味と歯切れがよい綺麗な黒く光った海苔を採るために試行錯誤しながら生産に努めています。
どんなに良い海苔でも加工時に形が崩れると買って頂けないので綺麗な形を作ることに気を付けています。