那覇から最も近いリゾートアイランド・瀬長島
那覇空港から車でわずか15分。沖縄県の豊見城市(とみぐすくし)に位置する瀬長島(せながじま)は、沖縄の中心地である那覇から至近ながら、エメラルドグリーンの海に囲まれた自然豊かな離島です。
島の海沿いに広がる商業施設「瀬長島ウミカジテラス」は、リゾート感あふれる白亜の街並みのなか、グルメやショッピングが楽しめる約40もの店舗が集まり魅力たっぷり。そんな美しい島の風景を見渡す高台にある「琉球温泉 瀬長島ホテル」のペアご宿泊券(スタンダードツイン)1組2名様分が、今回ご紹介する返礼品です。
都会からわずか15分!理想的なリゾートライフが叶う場所
瀬長島ウミカジテラスから伸びる道は、丘の上に立つホテルへと続くプロムナード。鬱蒼と草花が生い茂る道を進むに従い、ウミカジテラスの喧騒が遠のき、離島らしい静けさと、ゆったりとした空気に包まれます。ここが那覇空港から15分足らずの場所とは信じがたく、「はるばる遠くまで来たなあ」と、錯覚しそうになるほど。
2012年に完成した「琉球温泉 瀬長島ホテル」は、日本の伝統的な温泉宿のイメージとは全く異なるモダンなデザインが印象的。シックな色味の5階建ての建物に100室ほどの客室が備わり、海とエアポートを見渡せるロケーションと、月間1万2~3千人もの日帰り客が訪れる沖縄では珍しい天然温泉施設「龍神の湯」が人気です。
離島の高台に立つだけあって、オーシャンビューも圧倒的。その景色を確かめるべく、早速ラウンジへと向かいます。
ラウンジに入ると、大きな窓の向こうには見渡す限りの海と空。ラウンジからつながるテラスにはテーブルとチェアが置かれ、好きな時に利用できるよう開放されています。テラスとラウンジではドリンクやフードを注文できるので、潮風を浴びながらアルコールを楽しんだり、サンドウィッチ片手にリモートワークに勤しんだりと、思い思いの時間を過ごせるのが魅力的。
取材の際にもリモートワーカーと思しき方が、ビールを飲みつつパソコンに向かう姿が。なんて理想的なワークスタイル!と感動していると、ラウンジのすぐ脇に、さらに感動出来そうな場所である「インフィニティプール」が目に入りました。
水平線と一体に。インフィニティプールでリラックス
「目の前に海があるにもかかわらず、海を見ながらプールに入る」というぜいたくが許されるのが、オーシャンビューホテルの醍醐味の一つ。海の水平線とプールの水平線が重なっているように感じられる「インフィニティプール」で、そんなぜいたくをたっぷり味わいましょう。
泳げるのは夏季のみですが、プールサイドのリクライニングチェアに横たわれば、泳がなくても十分リラックスできます。
ひもすがらプールと海のさざ波に耳を澄ませたり、読書したり。日が暮れれば、このプール一番の見どころともいうべきサンセットタイムが始まります。目の前の海に日が沈み、プールも海もオレンジ色に染まるとっておきの時間帯。もちろんお天気次第ではありますが、夜にはきらめく星空を楽しめることも。
多彩な海の表情を味わえるプールですが、実はもう一つ、異なる角度から海を味わえる場所があるんです。それこそ、このホテル最大の人気施設、「龍神の湯」という温泉です。
温泉、スパで、体の芯から癒される
「琉球温泉 瀬長島ホテル」という名前の通り、一番の名物は温泉です。宿泊者が滞在中無料で利用できる温泉施設「龍神の湯」では、瀬長島の地下1,000mから湧き出る天然温泉を使用。海を見渡す露天風呂や壺風呂、サウナ、岩風呂など、バラエティ豊かなお風呂を楽しめます。
主な泉質は「ナトリウム塩化物ー強塩泉」。保湿効果に優れ、冷え性や疲労回復などの効果が期待できます。
こちらは、水深120cmの立って入るスタイルの湯船。底に敷き詰められた丸石がやさしく足裏のツボを刺激します。その心地よさに加え、この景色!第二滑走路に着陸する飛行機やサンセットがご覧いただけます。湯船に浸かりながらこの景色を眺めれば、思わず「極楽~」とため息が漏れてしまうこと必至です。
種類豊富なお風呂に入れ、そこかしこから絶景が望めるとなれば、長湯は必然。湯あたりが心配になりますが、立ち露天はぬるめの水温に設定されているので安心して湯船をはしごできます。地元客の利用も多いだけあって、ゆっくり湯船に浸かる文化が少ない沖縄ならではの心配りといえそうです。
「龍神の湯」のすぐ隣にあるのがスパ施設。別途料金は必要ですが、ボディやフェイシャルトリートメントをはじめ、さまざまなメニューが用意されています。一番の人気メニューは、温泉と相性のよさそうな「あかすり」。温泉でゆっくり体をほぐした後、さらに自分へのごほうびにマッサージやあかすりをして、お肌も心もぴかぴかに。
プールと温泉、スパ施設は全て隣接しているため、プールで遊ぶ→温泉で体を温める→スパで体をほぐす、という至福なコースも可能。これぞ温泉施設ならではの楽しみ方です。プールに温泉、スパで存分に体と心を癒せたら、お部屋でもリラックスしたいですよね?今回ご紹介するプランのお部屋なら、それが叶います。
海と空、エアポートビューを独り占め「スタンダードスタイル」
プランの客室は、都会的な雰囲気とナチュラルなテイストを兼ね備えた「スタンダードツイン」。白とブラウンのすっきりとしたインテリアが、窓から見える青空によく映えます。
備品にもこだわり、食器類には「やちむん」や琉球ガラスなど、沖縄の伝統工芸品が使われています。アメニティには、フランス発のタラソコスメブランド「タルゴ」に加え、ハイビスカスせっけんなど沖縄ならではのものも。
エアポートビューの客室からは那覇空港を離着陸する飛行機がすぐ目の前で見られることもあり、青い空を進む飛行機は迫力満点。夜には那覇市街の夜景を背に飛行機が行き交い、ロマンチックな景色を楽しめます。
客室はもちろん、滞在の快適度を左右する大きな項目の一つであるお料理も、プールや温泉施設と同じく「いかに健康的にリラックスできるのか」ということに注力されています。
沖縄の食材たっぷりの朝食「瀬長膳」
プランに含まれている朝食は通常ビュッフェスタイルのところ、現在はこのようにお膳スタイルで提供されています。意外なことに、こちらを好まれるゲストも多いとのこと。
見た目にも美しい朝食「瀬長膳」には、ゴーヤやハンダマなど、沖縄の太陽を浴びて育ったご当地野菜がたっぷり。ボリューミーながら栄養バランスも考え抜かれて作られているのでヘルシーでもあります。館内のレストラン「風庭」で海を見ながら栄養抜群の朝食を食べて、一日の英気を養いましょう。
「沖縄ならでは」の温泉を存分に
沖縄にリゾートホテルは数あれど、「琉球温泉 瀬長島ホテル」ほど温泉に特化したところは他にありません。風景を楽しめるような作りのお風呂や程よい水温など、「沖縄ならではの温泉を味わってほしい」という思いに裏付けされた創意工夫、ホスピタリティこそ、多くのリピーターに愛される所以だと強く感じました。
沖縄支部(沖縄県豊見城市担当) / 仲浜 淳(なかはま じゅん)
生まれも育ちも埼玉県。東京でテレビ制作会社、出版・イベント会社へ勤務するかたわら、海ナシ県で育ったせいか海への憧れが異常に強く沖縄病に罹患。沖縄の観光系企業への転職を機に13年前に移住し、Webマガジン、情報誌の編集を経て、フリーランスに。うちなーんちゅの夫と娘とともに、海がかろうじて見える那覇に住んでいます。
豊見城市は、都市部に位置しながら自然も多く残り、「リゾート」と「生活」がほどよく調和した魅力的な街です。