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【産地直送】採れたて新鮮園主おすすめ季節の野菜セット ふるさと納税の返礼品で旅行クーポンをGET! - JTBのふるさと納税サイト [ふるぽ]
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和歌山県有田川町産を中心とする旬の野菜と果物の詰め合わせセットです。季節により内容は異なりますが、「喜楽farm’s」の園主が、その時期の一番おいしい7~10種類を厳選してお届けいたします。 「喜楽farm’s」の最大のこだわりは、食べた時の味わいである“食味”です。味のバランスを見極め、自信を持ってベストだとお伝えできる最高のタイミングで収穫することを最も大切にしています。 【注意事項】 減農薬で栽培しているため、一部に虫食いキズがある可能性がありますこと、ご理解くださいませ。 【お問い合わせ先】 喜楽farm’s 0737-20-1422(FAX)
ほしいものがいつでも手に入る便利な今の時代、野菜や果物の旬がはっきりとわからない人は多いかもしれません。しかし、旬の食材は栄養価が高く新鮮で、香りやうま味が強いため、食卓に取り入れることは健康管理や食育において大切です。 そんな旬の食材を詰め合わせて、産地直送で届けてくれるのが「採れたて新鮮 園主おすすめ季節の野菜セット」。和歌山県有田川町に農園を持つ「喜楽farm’s(きらくファームズ)」が手掛けています。「喜楽farm’s」のこだわりは、食べた時の味わいである“食味”です。有田川町の自然が育んだ恵みをベストな時期に届けようと励む園主・栗生洋平(くりう ようへい)さんのもとを訪れ、こだわりの背景を伺いました。
祖父の代から続く有田川町のミカン農家に生まれた栗生さん。2015年にUターンして新規就農しました。有田川町を一大生産地とする温州ミカンのブランド・有田ミカンをはじめ、ハッサクやネーブルオレンジ、ポンカン、レモン、ウメ、ニンニクなど、柑橘類を中心に果物や野菜を生産し、自社農園で収穫した有田ミカンを加工した果汁100%のジュースも販売しています。 就農前までは、北海道の飲食店で6年間働いたり、東京のIT関連会社で1年間働いたりしていたそうです。自分でつくった作物を自分の手で販売したいと思い立ち、そのまま実家を継ぐのではなく、6次産業化に努める別の農家のもとで修業をしたのち「喜楽farm’s」を創業しました。社名には「お客さまに喜んでいただきながら、生産者も楽しめる農園を」との思いを込め、さらに「地域の休耕地を積極的に借りて自分たちの手で農業を盛り上げよう」といった決意から「’s」を語尾に付けています。
「喜楽farm’s」の最大の特徴は、“食味”にこだわった栽培と収穫です。優れた“食味”になるようにと有機栽培を取り入れ、料理の際に皮ごと使用するような野菜やレモンなどは、なるべく減農薬で育てています。 「見栄えやサイズも大切ですが、栽培の方法や収穫のタイミングによって、甘味や酸味といった味の要素のバランスは異なります。そのバランスが一番いい時に出荷できるように、毎日食べ比べて舌で見極めているんです」。例えば有田ミカンであれば、小さな実がなる7月から収穫終わりの10月まで、なんと約4カ月間ほぼ毎日ミカンを食べ比べるそうです。かつて飲食業に携わっていた経験がここに生きているんですね。
「採れたて新鮮 園主おすすめ季節の野菜セット」では、栗生さんが育てた野菜や果物だけでなく、栗生さんと同じこだわりを持つ有田川町を中心とする農家さんが育てた旬の野菜も厳選して詰め合わせています。春は生ニンニク・山菜・新玉ネギ、夏はトマト・キュウリ・シシトウ、秋はサツマイモ・スダチ・椎茸、冬は白菜・大根・有田ミカンなど、季節ごとに顔ぶれの異なる7?10種類が届き、旬の訪れを告げてくれます。 「各季節の定番の野菜だけでなく、湯浅ナスといった地域性のある変わり種も取り入れることで、和歌山らしさをお届けするようにしています」と栗生さんは話します。新鮮で味の濃い野菜たちは、バター醤油で焼いたり、お肉と一緒に蒸してポン酢で食べたり、シンプルに調理するだけでも絶品です。「有田ミカンは、剥いて食べるのはもちろん、サラダに和えてもおいしいですよ」と栗生さん。
これほどまでに多種多様な農作物が揃うのも、有田川町の豊かな土壌あってこそ。年間を通じて比較的温暖な気候である有田川町は、高野山の麓から紀伊水道に注ぐ有田川が町内を横断し、太陽の光がたっぷり降り注ぐ丘陵地が多いため、農作物を育てることに適した地域なのです。 そんな有田川町の好きなところを栗生さんに尋ねると「地元の農家さんがみんな優しいところですね。つくっている農作物に関係なく、普段から交流があって、お互い気軽に相談しあえる仲です。そのおかげで、こちらの返礼品のようなセットをお届けすることができています」と笑顔で答えてくれました。
今後の挑戦について「有田川町と農業をもっと盛り上げていきたいです。最近は若手農家が増えつつありますが、まだそれほど多くはありません。なので、今後もどんどん地域の休耕地を復活させて、将来独立して就農する人材を育てていける会社になりたい」と栗生さんは語ります。 創業当時30アールだった農地は、複数の休耕地を借りて、のちに実家のミカン農園も継いだことで、現在では約10倍の3ヘクタールに達しました。夫婦二人三脚だった経営は、Iターン移住した新たな仲間を迎えています。“食味”にこだわったおいしい産地直送の農作物を世に送り出すだけでなく、若手農家を輩出して有田川町を盛り上げる会社になろうと励んでいる「喜楽farm’s」。今後の展開にも注目です。
献立を考えてから食材を手に入れるのもいいですが、ときには食材から献立を考えてみてはいかがでしょうか。「カボチャがあるからグラタンにしようかな」「タラの芽があるから天ぷらはどうだろう」と新鮮な産地直送の食材を存分に味わえる調理方法をあれこれ考える時間は楽しいものです。 料理が得意な人はもちろん、得意でない人も、「喜楽farm’s」が厳選する農作物との出会いをきっかけにぜひ料理に挑戦してみませんか。そこから新しい趣味や隠れた才能が発掘されるかもしれません。
全国200軒以上のゲストハウスを旅する編集者。WEB「ゲストハウス情報マガジンFootPrints」代表。書籍『ゲストハウスガイド100 -Japan Hostel & Guesthouse Guide-』著者。和歌山市在住。理想の商店街をつくる2日間のマーケットイベント「Arcade」や「和歌山移住計画」のメンバー。 秋になると有田川町は、鈴なりに実る有田ミカンで、平地から丘陵地までオレンジ色に染まります。
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