ベイエリアの、存在感あふれる高級ホテル
静かな瀬戸内海と緑豊かな六甲山に囲まれ、数々の歴史を生み出してきた洋館や、現代的な風景の一つである1000万ドルの夜景など、人々の心を魅了する神戸。そんな神戸のベイエリアにひときわ存在感を持って輝いている、スモールラグジュアリーホテルがあります。
「JTB・るるぶトラベルアワード2018」で全国1位
行き届いたホスピタリティや施設の充実、食事のおいしさなどが評価され、「JTB・るるぶトラベルアワード2018」で全国1位を獲得した「ホテル ラ・スイート神戸ハーバーランド」です。
今回は、格別なひとときを楽しむためのレストランディナー券をご紹介します。
この街を「もっと元気に」と立ち上がる
阪神・淡路大震災から10年たった2005年に、街を元気にする願いを込めて神戸市の事業コンペティションを勝ち抜き、3年後にオープンした「ホテル ラ・スイート神戸ハーバーランド」。スイート(suite)とは、「組曲」という意味で、五感で楽しめる感性の組曲のような空間を提供するとの想いが込められています。
地中海の高級リゾートを思わせるような優雅な空間
ドアマンが扉を開くと大きなシャンデリアが天井に見え、その先に見えるテラスや海辺の光景も含めて、まるでカンヌやモナコ、ニースなど地中海の高級リゾートにいるかのような落ち着いた雰囲気を感じます。
全部屋70平米以上という広さで、オーシャンビューのテラスと高級ジャグジー付き。フレンチや鉄板焼きのレストランもあり、一日中ゆったりとくつろぐことができます。
さて、そんな「ホテル ラ・スイート神戸ハーバーランド」で楽しめるフレンチと鉄板焼き。どちらにも使えるペアディナー券が今回の返礼品です。
兵庫の風土を、高級フレンチで表現する
フレンチを提供するのは、「ル・クール神戸」。キュイジーヌ・テロワール(地産地消)をコンセプトに、兵庫県内の200を超える農家や漁師から直接食材を取り寄せて生まれるフレンチのコースを堪能できます。
瀬戸内海、日本海など豊かな海に囲まれ、果実や野菜、神戸ビーフ、ジビエなどを育む野と山々が広がる兵庫の地域性。さらに刻々と変化する季節の感覚が、目の前のプレートに表現され、兵庫の味と旬を味わえます。
総料理長は、数々のフレンチレストランの名店で料理をされた経験を持つ田中耕太郎氏。その中でも地産地消を大切な哲学に持つミシュラン三ツ星レストラン「アラン・シャペル」は伝説的なお店です。
そんな総料理長がお届けする2020年夏のテーマは「神戸と淡路島」。中身を少しのぞいてみると、まずは、シェフの料理術のお披露目とも言えるアミューズブーシュから始まり、淡路島の「洲本市・由良雲丹と神戸市産トマトのガスパチョ」、「フォアグラのテリーヌと水ナス 六甲味噌のラングドシャ」、「淡路島の鱧と洲本市・成井さんの完熟玉葱生姜風味ソース」、そして「ニュージーランド産仔羊のローストスパイス風味」、「淡路麺業“リガトーニ”と淡路島のルッコラセルバチカ」と続き、デザートです。
シェフ自らが畑や産地まで足を運び、生産者と会話を重ねて食材とメニューが決まっていく。食材を探し、会話し、思考し、コースとなる。厨房の境を超え、食の作り手と協力して創造される地域の旬のおいしさの芸術的な表現をぜひお楽しみください。
兵庫が誇る希少なブランド牛を鉄板焼でぜいたくに
もう一つの選択肢は、鉄板焼「心」でのコースメニュー。目の前で繰り広げられる鉄板焼きのパフォーマンスと、おいしさの組み合わせが至福のひとときを創造します。
多くの野菜や魚、お肉を兵庫県内の生産者から取り寄せており、その食材は季節によってもちろん変化します。鉄板焼きのメインとも言えるお肉では、兵庫が誇るブランド牛、神戸ビーフを提供しています。
2020年夏のビーフは、淡路島のローカルブランド牛「椚座牛(くぬぎざぎゅう)」です。とても希少なビーフである椚座牛は、味に深みがあり、口の中で溶けるくらい脂質も良いとか。そのおいしさの秘密は、淡路島でストレスをかけずに育てているほか、牛のエサも地産地消であることです。淡路島産のお米・稲わら・淡路島の地下水で育った椚座牛を最高の職人技の鉄板焼でぜひお楽しみください。
街と人々にとって、より必要とされる場所へ
「実は、レストランや宿泊を含め、当ホテルの利用者の多くは兵庫県内の人です。地元の人々に愛される場所でありたいと思っていたため、それはとても嬉しいことです」と総支配人である檜山さんは語ります。
もちろん県外からの利用者も少なくないものの、「小さいホテルだからこそできること」を意識してサービスを創造してきた結果、そうなったといいます。地元の人々に愛され、レストランでは数多くの地元の生産者の食材を利用して兵庫の面白さを知ってもらう。そうすることで、地元の街がもっと元気で笑顔になる。そんな未来が檜山さんの中では描かれているように感じました。
阪神・淡路大震災後の「神戸を元気にする」という初心がさまざまな形で表現され、人々に伝わっているからこそ愛されている。人々に、より必要とされるホテルになることこそが、神戸をもっと元気にする方法なのだと、檜山さんの言葉で納得しました。ぜひ、兵庫県民のこころを躍らせる、最高品質のサービスと料理をお楽しみください。