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「染付色絵七宝紋珈琲碗皿」 吉祥紋の代表的な絵柄をモチーフにした珈琲碗皿です。
ロクロ成型・染付絵付け・色絵上絵付焼成までの全工程を、手描き手造りの高度な技術で作り上げた名工の作品です。
吉祥文様とは、数多くの和柄の中でも特に縁起が良いとされるもの、また、七宝とは仏教に由来する言葉で、この世で最上とされる七つの宝物のことと言われています。 七宝文様は、円のモチーフが四方八方に広がっていくことから、丸が広がっていく様子にあやかり、家庭円満や子孫繁栄、不老長寿等の意味があると言われています。 その、吉祥紋の代表的な絵柄をモチーフにした珈琲碗皿です。
手造りならではの繊細な手仕事で、色彩・デザイン等伝統を守りながら革新的な手法により完成する器です。
カップ 径 7.5cm 高さ 6cm 皿 径13cm 高さ 3.5cm 電子レンジ不可 食洗器不可 漂泊洗剤不可
昭和9年 五条坂於 山本商店創業 昭和43年 清水焼団地に移転 平成21年 合同会社京陶きよみず設立 清水寺の参道に続く五条坂より 清水焼団地へ・・・ 創業85年 伝統の意匠を継承しつつ オリジナルのデザインを考案し 高級割烹食器から 一般家庭食器を豊富に取り扱う 座敷ギャラリーの店舗でお寛ぎ頂きながら、お好みの器との出会いをお楽しみください。
京都で焼かれている陶磁器「京焼・清水焼」。京料理やお茶席に、そして落ち着いた空間の彩りにと、さまざまなシーンで京都の美を演出しています。京都市山科区にある清水焼団地には、京都を代表する陶磁器の作家・窯元・卸問屋など、京焼・清水焼にまつわる工房や会社が集まっています。 もともと、陶磁器の生産は江戸時代、京都では五条坂周辺でさかんにおこなわれていましたが、都市化によって煙突の煙が問題視され、昭和40年代に集団移転が開始。東山の東側に清水焼団地ができました。京焼・清水焼を取り扱う山本商店(合同会社京陶きよみず)も五条坂から昭和43(1968)年にこの地に移転してきました。
山本商店の創業は昭和9(1934)年。料亭やホテルで使われるような高級食器から、一般家庭で使用される食器まで、多種多様な陶磁器を取り扱っています。質の良い京焼・清水焼が購入できると、プロの料理人の信頼も厚く、全国に顧客を持つ人気店です。 暖簾をくぐると、落ち着いた和の空間に、大小さまざまな陶磁器がずらり。絵付けの美しさ、色合いの華やかさ。京焼・清水焼のさまざまな魅力を一度に鑑賞できるような店内です。
京焼・清水焼の魅力はやはり職人の手仕事から生まれる器の表情にあると山本さん。「例えば同じ絵柄であっても、一つひとつ、見比べてみると微妙に色味や配置が違います。こういう人の手でつくられたあたたかみは、ほかに類のないものだと思っています」。もちろん「紫地銀彩花蝶紋珈琲碗皿」も手づくり。同じものは二つとしてありません。手づくりの良さを大切にしながら、その技術が受け継がれ、人々に親しまれてきた京焼・清水焼。しかし、最近は職人の高齢化が進み、若い世代が少なくなってきていることも課題だそう。「陶器は比較的若い人でもやっている方が多いですが、磁器は難しいテクニックが必要。どんどんつくり手が減ってきています」
山本商店では、継承されてきた名工の作品のデザインを参考にオリジナルのアイデアを加えた品々を次世代へ残す取り組みもしています。そんな新しい挑戦によって、技術を継承したり新しい発想が芽生えたりしていくのでしょう。
高度な技術で作り上げた名工の作品
洗練された華やぎを醸し出すワンランク上の器
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