そんな割烹としで実際に料理に使う調味料などを販売しているのが、「龍の泪」の販売元である割烹としポン酢株式会社です。「龍の泪」という名前は、長崎で1634年から続く伝統的な大祭「長崎くんち」に由来します。長崎くんちでは58ヵ町が7つの組に分けられ、各組は7年に一度持ち回りで奉納踊を捧げます。その演し物の代表格として知られるのが、生きているかのごとく龍体が踊る「龍踊(じゃおどり)」です。
この踊りを担当するわずか4ヵ町のひとつが、創業者一家の住む筑後町。最初に商品化したポン酢の色が琥珀色だったことから、「龍が涙を流したときには、きっとこんな色なのでは」と感じ、ブランド名に使用したそうです。商品名にもまた、長崎への愛が感じられますね。「長崎の存在は知っていても、ここに根付いた伝統的な味や文化は知られていない。だからこそ全国に発信するお手伝いをしていきたい」。そんな思いから、自社商品だけでなく長崎のさまざまな商品を取り扱うECサイトも運営されています。未だ知られざる長崎の食の魅力が詰まっているこの返礼品をぜひ、味わってみてくださいね。