「養蜂を始めて驚いたことは、自然界からこんなに蜜が集まるということ。南魚沼は山野の花が多いエリアなので、最初はとても驚きました。はちみつにあるイラストはすぐ近くに住む画家外山康雄さんに描いていただいたもの。素朴で生き生きとした作品が多い方なんです」と斎木さん。
現在は、旅行会社やホテルなど地域の事業者と連携することで、観光資源としての活用方法も模索しています。「この辺りはすぐそこに舞子スキー場があるので、観光客がたくさん集まるエリアです。近くにあるホテルで採蜜体験をプランに組み込んでもらったりもしています」。はちみつの作り方や養蜂家と蜂との関係性、地域との関わり方。商品に賭ける人の想いを実際に聞いて、自分でも体験できたら、一層おいしく食べられそうですよね。