写真は公設市場店。公設市場は長い年月をかけて地域に愛されてきたため、老朽化により建て替え工事が行われていました。写真は建て替え工事中につくられた仮設市場の上原ミート。取材に伺ったのは2023(令和5)年の3月4日で、ちょうど「明日、建て替え工事が完了し、もとの公設市場に移動するんですよ」というタイミングでした。
「公設市場店には観光客も訪れますが、昔使われていた1斤、2斤という単位で買う地元のお客さんもいるので、今もその売り方を続けているんです」と山下さん。売り方、選び方、味、品質管理にこだわり続け、上原ミートは今年で70年を迎えました。古き良きを受け継ぎながらも時代とともに成長してきた上原ミートには、常連さんから観光客まで、多くのファンが足しげく通います。長い年月とともに培ったおいしさをぜひ味わってみてください。