今後、籠本さんは「自社のECサイトを作成し、販売できる力をつけ、直接お客様との対話を増やし、より高いサービスを提供していきたい。そして、EC事業者にかかる費用をお客様へ還元して、美味しい肉をより安く提供したい」と話しており、そこには一貫して美味しい肉を提供したいという熱い想いが感じられます。
また、籠本さんは肉と同じくらい人とのつながりを大事にしています。籠本さんは、豊中市に牧場がなく、地産地消をアピールするふるさと納税に対して、負い目を感じていました。しかし、長く精肉業界に関わっていた実績が市から認められ、地元の小学校で食育についての講演を行っており、教育という分野で豊中市の発展に貢献しています。