「ハイカラな街」横浜のイメージにピッタリな歴史的建造物
1859年(安政6年)の横浜港開港以来、海外へとつながる窓口として文化の中心地となった横浜地方には、文明開化当時の面影を残すレトロモダンな建造物が今も多く存在しています。今回取材させていただいた「株式会社横浜十番館」が運営する喫茶室・馬車道十番館も、そんな歴史的建造物のひとつ。「ハイカラな」という表現がしっくりくるレンガ造りの建物は、明治時代の西洋建築を参考に再現されたものなのだそうです。
横浜の歴史とともに歩んできた「馬車道十番館」がふるさと返礼品に出品しているのは「ビスカウト」と「ブラフマドレーヌ」の二品。今回は、文明開化を象徴するような建物「馬車道十番館」、そしてふるさと返礼品となっている「ビスカウト」、「ブラフマドレーヌ」の魅力をお届けいたします!
まるで映画の世界に迷い込んでしまったかのような館内
馬車道十番館は、レンガ造りのノスタルジックな外観もさることながら、一歩館内へ足を踏み入れた途端に、まるで明治時代にタイムスリップしてしまったかのような感覚をおぼえる素敵な空間が広がっています。
館内のあちらこちらに配されているアンティークな調度品やステンドグラスから差し込む光など、文明開化当時を思わせる店内でいただけるのは、これまたクラシックなスイーツの数々。
レトロな雰囲気を醸し出している生ケーキはどれもとても美味しそうです。なかでも近頃SNSで話題となり、訪れた人がこぞって注文するのが「十番館プディングロワイヤル」だとお聞きし、取材後に私もいただいてみました。
レンガをイメージして作られた四角いプディングは、現代風のとろけるような食感のプリンとは違い、しっかりと食べ応えがあり、どこか懐かしい味がしました。この昔懐かしい味はきっと、ビスカウトやブラフマドレーヌにも共通しているはずです。
横浜を代表するお土産といえばこれ!
馬車道十番館がふるさと返礼品に出品している「ビスカウト」と「ブラフマドレーヌ」は、「横浜土産といえばこれ!」というくらい、地元の方々の間では知らない人はいない横浜銘菓のひとつです。サクサクの生地に甘さ控えめのクリームがサンドしてある
ビスカウト(レモン・チョコレート・ビーナッツの三種)は、創業当初からのロングセラー商品なのだそう。私はピーナッツ味を試食してみましたが、とても素朴な味わいで、小さなお子様から大人まで幅広い年代のみなさんが美味しくいただけるお菓子だと感じました。そしてもう一品、ケーキ工場の職人さんがひとつひとつ手作業で作っている「ブラフマドレーヌ」は、ビスカウトと並ぶ人気商品です。一口食べてみるとバターの風味が口いっぱいに広がって、とても贅沢な気分になります。ビスカウトもブラフマドレーヌも個包装がされていて、その包装もレトロ可愛いので、バラマキ土産としてもおすすめですよ。また今後、ふるさと返礼品に、ビスカウトにアイスクリームをサンドしたビスケットサンドアイスを出品する予定なのだそう。馬車道十番館の新商品の登場もどうぞお楽しみに!
西洋料理発祥の地・横浜
横浜十番館を擁する「勝烈庵グループ」には、「愛郷と社会への奉仕の精神を基に、食を通じて文化価値を高める」という経営理念があります。横浜十番館は西洋料理発祥の地である横浜地方に深く根ざし、文明開化の足跡を、食を通じて私たちに伝え続けてくれています。ビスカウトが日本に入ってきたのは西暦1550年頃のことなのだそう。以来、470年以上もの長い間地元の方々に愛されてきたビスカウトは、横浜地方のふるさと返礼品にピッタリの逸品だと感じます。素材や手作り感を大切にしている創業当初からの横浜の味を、ぜひご賞味ください。
人生の「物語」のワンシーンに登場する場所
今回取材に応じていただいた横浜十番館の営業部・三好さまから、馬車道十番館に関するとても素敵なエピソードをお聞きしました。それは、「昔ここで結納をした」だったり、「披露宴の時に出してもらったあのお料理が美味しかった」、「上京して初めて上司に連れてきてもらったお店がここだった」など、来店されるお客さまの多くに、この場所での思い出があるということ。三好さまはそれを、「この建物に物語を持っている方が多く、お客様の人生の思い出の中に入っている場所。」と表現されました。人生の中の思い出深いワンシーンに登場するお店なんて、とても素敵だと思いませんか?ビスカウトやブラフマドレーヌはふるさと返礼品でご注文いただけますが、生ケーキをはじめフルーツケーキやクッキーなど、ここでしか食べられないスイーツの数々もあります。ふるさと返礼品で馬車道十番館のスイーツのファンになった方はぜひ、横浜まで足を運び、ハイカラな店内の雰囲気を味わいつつ、横浜とともに歩み続けてきた西洋料理とスイーツの味をお楽しみください。
こだわりのポイントを紹介
小麦粉は仕入先で取り扱っているものの中で最高級の品を選んでいます。商品を卸す先は、なるべく横浜市内の商店にするというこだわりがあります(横浜に来なければ購入できない!)。
私たちが作っています
ブラフマドレーヌは、ケーキ工場の職人が素材や手作り感を大切にしつつ、手作業で作っています。
こんなところで作っています
横浜市都筑区の自社工場にて、ひとつひとつ丁寧に作っています。
私たちの想い
馬車道十番館を知らない全国の方にも、「横浜の味を楽しんでいただきたい」という思いで作り続けています。ロングセラー商品の「ビスカウト」、そしてビスカウトと並ぶ人気商品「ブラフマドレーヌ」、地元の方々から長年愛され続けている二つの味をどうぞお楽しみください。
ふるさと納税でこんな素敵な変化が生まれています!
喫茶・レストランをご利用のお客様と同じく、リピーターの方に多くご注文をいただいております。また、まとめてご注文をいただくことも多い印象です。