「街の菓子組合に行けば挑戦することを前向きに楽しんでいる先輩たちがいますし、悩みを相談することもできます。新作のお菓子の感想を同級生に求めれば、みんな率直に意見を伝えてくれる。これは本当にありがたいことだし、こうした人とのつながりがあってこそ今の後藤屋があるのだと思います」
そう語る後藤さんに「これからやりたいこと」を尋ねると、すぐさま「地域への恩返しです」という言葉が返ってきました。仲間がいることの心強さと、お菓子を通して多くの人に喜んでもらいたいという熱い思い。そして、何よりも大きな感謝の心。後藤屋のお菓子には人が人として生きる上で大切なものが、たくさん詰まっていました。どうぞゆったりとした気持ちで、味わってみてください。