ふるぽ featuring ふるさとチョイス
南部鉄器 鉄瓶 八千草 1.2L 伝統工芸品 白湯がオススメ! ポイントをお礼の品・旅行クーポンに交換できる! - JTBのふるさと納税サイト [ふるぽ]
モダンなのにノスタルジックな南部鉄器の鉄瓶「八千草」は、どこか懐かしく現代の生活空間に温かみと和みを与えてくれます。 使う上で少しだけ手間がかかりますが、丁寧に使えば味わい深く、より使いやすい鉄瓶へと育ちます。 使い込んだ鉄の存在感は、日々の生活を愉しませてくれます。 ご用意ができ次第、順次発送いたします。現在2ヶ月ほどお時間を要する場合がございます。 ※手作業の工程が多いため、着色など写真と異なる場合がございますのでご了承ください。
現代には便利な技術が溢れ、新製品が出ては使われなくなっていく。めまぐるしく変化する時代の中で、私たちは暮らしています。そんな毎日の中で、ふと「100年後もあるものって何だろう」と考えたとき、頭に浮かんだのが南部鉄器の鉄瓶でした。 心に抱いた興味に後押しされ、今回伺ったのは南部鉄器発祥の地「岩手県奥州市」。岩手県内でも、盛岡市と奥州市水沢地区の二ヶ所が二大産地と言われていますが、盛岡市は茶道から始まったものに対し、奥州市は生活必需品という実用シーンから生まれたところが多いのだそうです。
南部鉄瓶メーカーの「及源鋳造」があるのは、いまも40程を超える鋳造所がある鋳物の一大産地、岩手県奥州市。世界遺産の平泉を築き上げた初代藤原清衡が、平泉に移るまでの時間を過ごしたことでも有名な地域です。良質な粘土や鉱物が取れ、鉄器製造に最適な環境なのだそう。約900年前に、藤原氏が近江の国(滋賀県)から鋳物師を招いた時から、鋳物業の歴史が始まったのだと言われています。 「お手入れをすれば、自分の子どもや孫にも継いでいけるもの、それが南部鉄器です。」力強くお話をしてくれたのは、「及源鋳造」の及川久仁子社長です。「及源鋳造」は江戸時代から160年以上続く、南部鉄器の老舗工場。及川さんは、歴史ある及源鋳造の5代目になります。2007年就任後は、海外市場を見据えて「OIGEN」のブランド化や、海外デザイナーとのコラボレーションなど、革新的な取り組みを続けています。 「デザインの美しさももちろん生活には大切ですが、毎日使うモノだからこそ『安全・安心』であることが一番。『安全・安心』は、及源という一つの会社のあり方を作っている言葉でもあります。」と及川さん。
及源の代名詞とも言えるのが、「美しい鋳肌」。 南部鉄器の職人は、砂型から外した鉄生地状態でも自信を持ってお届けできるくらい、一つ一つの工程に自信を持っています。最後工程では研磨をしますが、それ以外にはほとんど手が加わらないほど、質の高い技術を持っているのです。
「私たちが作っているのはボタン一つ押すだけで製品が完成するようなものではありません。職人の手で、火や砂を使い仕上げる『ものづくり』なのです。鉄器はとても重く、それを毎日運んで作業する職人の姿をみて「大変そうですね」とお声をかけてもらうこともありますが、その重さも含め職人自身も南部鉄器を作る過程をたのしんでいるんです。」 及源では「愉しむをたのしむ」という言葉を大切にしているとお聞きしました。南部鉄器を使う人へ向けた言葉だと思っていましたが、日々南部鉄器と向き合う職人の方々へのメッセージでもあるのかもしれませんね。
今回ご紹介する「鉄瓶八千草」は、内側をみると、外側に比べると少し薄く、グレーに近い色をしています。これは、約900度の炭火で焼く「窯焼き」で、さび止めの酸化皮膜を形成しているためです。1.2リットルという容量は大きすぎず、小さすぎず卓上に置いてもちょうどいいサイズ。持ち手が倒れるのも収納しやすく便利。底が他の鉄瓶に比べて厚めに作られているので200VのIH調理器でも使うことができるそう。 そして、機能性ももちろんですが、八千草のポイントは和・洋どちらにも違和感なく馴染むデザインです。コロンとした丸っこい形と、縦の模様は愛嬌があり、男女問わずお気に入りのアイテムになりそうです。
オーストラリア・フランスなどものづくりに理解ある国では、国外でもOIGENのものづくりの精神に共感し南部鉄器を日常生活に取り入れる人も年々増えてきているそう。「流行りだから、売れるから。そういう理由で私たちは新しい商品を考えません。例えばフランスなら、フランスの文化を知り、生活を知り、フィットするものを作りたい。カラフルな鉄急須はまさに海外の文化に合わせて作ったもの。結果的に日本でも流行りましたが、流行だけを追うことはしません。」 生活者の目線を大切にしながら、安全で、安心なものづくりを続けていく一方、海外のデザイナーを起用するなどチャレンジすることも恐れない。外の文化と自社の伝統、及源はその真ん中にいるような工場だなと感じました。
震災のあとには「これは間違いなく自分の家の鉄瓶だ」と、瓦礫の中から鉄瓶を見つけて修理に持ち込まれた方もいたそうです。使い続けた時間の分だけ自分だけの色、手触りに少しずつ変化していく鉄瓶は、家族の歴史そのもの。早く、便利に生活することも当たり前にできる、私たちの日常の中で、長い時間をかけて作られたものを、長い時間をかけて使っていく時間は生活を少し豊かにしてくれます。 100年後、大切な人がくらす毎日に共にいることは難しいですが、ゆっくりとお茶を淹れ、一息つく時間を世代を超えてプレゼントすることができる。タイムマシンのような道具が南部鉄器なのかもしれませんね。
丸い月をイメージしたやさしい形に、伝統的なアラレ模様の鉄瓶。 鉄瓶で作るお湯はま
6代目及富により平成元年に考案された、平成を代表する鉄瓶。 改元された今もなお愛
寄附いただいた後に、お礼の品をお申し込みいただく場合は、姉妹サイトふるさとチョイスにログインいただき、お手持ちのポイントをご利用ください。 また、交換したポイントは寄附した自治体でのみ有効となりますのでお気をつけください。
「ポイント有効期間」とは、ご寄附いただいた際に付与されるポイントの有効期限です。ポイント交換後のお礼の品(サービス、クーポン等)で定められたご利用期間、消費期限とは異なりますので、ご了承ください。
・1,000円ごとに300ポイント付与となります。 ・ポイント発行は10,000円以上寄附してくださった方のみ対象となります。 ・ポイントの換算率は自治体ごとに異なります。
*ポイントの換算率は自治体によって異なります
(1/1~1/3を除く)
★土日も電話受付しております。