発酵食の町 金沢 大野
株式会社 ヤマト醤油味噌
「ヤマトは醤油味噌屋なのにいろんなものを売っていますね。」という声がよく聞かれます。
醤油や味噌のほか、塩糀やだし・つゆ、いしる(魚醤)。
さらに、あまざけやドレッシングまで作るのは、「お客様へ美味しさをお届けしたい」という創業時からの精神を守るから。
味噌づくりには米糀、醤油づくりには麹。
私たちは醤油・味噌づくりと同じ歳月をかけて糀・麹を育ててきた糀屋です。
その知恵の年齢を生かし、時代に合わせながらも流されず、本物で上質な金沢の味をお届けしています。
ヤマトのモノづくり
毎日の食事に金沢の本物と上質を。
『季節の味、旬の素材を引き立てる良質な調味料の製造・販売を通して、
お客様の健康で喜びに満ちた食生活の実現を支援する』を品質方針に、
お客様に安心とご満足をお届けできる商品づくりをいたしております。
食品安全の取り組みでは、FSSC22000(食品安全システム認証)を取得するなど、全社をあげて取り組んでいます。
玄米甘酒
食物繊維の量は通常の甘酒に比べ約10倍。トロリとやさしい甘みが特長です。
保存料などの添加物も不使用なので、お子様からご年配の方まで、ご家族皆さまで召し上がれます。牛乳や豆乳で1:1を目安に割るのがオススメです。
大麦甘酒
食物繊維の量は約15倍(通常の甘酒比)で、トロリとやさしい甘みに後味もすっきり。
ノンアルコール、保存料などの添加物も不使用なので、お子様からご家族皆さまで召し上がれます。
牛乳や豆乳で1:1を目安に割るのがオススメです。
醤油の香りが漂うまち、金沢・大野
金沢港にほど近い金沢市大野町は、日本の五大醤油生産地のひとつ。板張りの町家の間から醸造蔵の煙突が高くそびえ、潮風にのって醤油の香ばしい匂いが漂ってきます。
このまちで醤油づくりが始まったのは、およそ400年前のこと。水運に恵まれ原料が手に入りやすかったこと、白山の伏流水が豊富に湧いていたこと、城下町金沢という一大消費地を抱えていたことなどから、全国でも指折りの醤油産地として栄えました。
現在も16軒の醸造元が大野醤油の伝統を受け継いでおり、加賀料理をはじめとした金沢の食文化を支えています。その中の1軒が、今回ご紹介する「ヤマト醤油味噌」。創業110年を超える老舗蔵です。
醤油や味噌などの発酵食品に欠かせないのが「糀」(こうじ)。一般的には「麹」と書きますが、米をもとにした米麹には「糀」の字を使うこともあります。ヤマト醤油味噌は、この糀に着目し、「一汁一菜に一糀」のコンセプトのもとで多彩な商品を展開しています。
糀にこだわる老舗蔵、ヤマト醤油味噌の本社工場にやって来ました。お話をうかがったのは、営業部長の山本耕平(やまもとこうへい)さん。父である4代目のもと、商品のマーケティングや発酵食品の魅力を発信する業務を担っています。
発酵食文化を体験できる“糀のテーマパーク”
ヤマト醤油味噌の本社工場には発酵食の魅力を発信する体験型施設「ヤマト糀パーク」が併設されており、醤油のまち大野の人気スポットとなっています。醸造蔵を改装したショップや食堂などがあり、「みそぼーる作り」や「塩糀作り」といった体験プログラムも大盛況。パーク内をめぐる無料のガイドツアーもあるんです。
ツアーのメインは、体験棟「糀蔵」でのミニ講座。内容は「醤油や味噌はどうやって作るの?」「糀って何?」といった基本的なことが中心ですが、知っているようで意外と知らないことばかり。身近すぎて普段は意識することのない日本の発酵食品のあれこれを、ユーモアを交えて分かりやすく解説してくれます。
米にカビの一種である糀菌を付着させ、繁殖させたものが米糀。糀には、旨みを生み出したり、消化吸収を助けたりと、さまざまな働きがあるそうです。また糀菌は腸内の善玉菌のエサとなり、腸内環境の改善にも役立ってくれます。これは良いことずくめなのでは?!さらにこの糀菌、日本の“国菌”にも認定されているエラ~イ菌なのだとか。糀ってすごい!
暮らしに糀を取り入れて、体の中からキレイに
ヤマト醤油味噌のコンセプト「一汁一菜に一糀」には、糀を使った発酵食品で健康になってもらいたいという願いが込められています。
健康的な食生活を理想としながらも、なかなか難しいのが現代の暮らし。糀のある暮らしを一人でも多くの人に届けたい、そんな思いを込めた逸品です。一汁一菜に一糀。今日から始めてみませんか?
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