そんな金両では、平成12年(2000年)からオリーブの栽培をスタート。幼少期から体が弱く、健康に興味を持っていた金両の5代目・代表取締役・藤井寿美子(ふじい すみこ)さんを中心に、オリーブオイルづくりを行っています。自社農園では農薬を極力使用せず、水もあまりやらないことでオリーブ本来の強さを引き出す栽培法を取り入れたり、オリーブの葉のチップを腐葉土にして撒いたりするなどの循環型農業にも取り組んでいます。
畑の栽培から搾油までの工程を全て自社で完結し、鮮度や品質を徹底して追求している金両。その長い歴史だけにこだわることなく続けてきたものづくりへのたゆまぬ努力と探究心で、今日も食卓で多くの人を笑顔にさせているはずです。