竹ハンドルの開発がきっかけとなって、同社からは竹加工の技術を使ったiPhone専用スピーカーや、ヘッドホンの竹のハウジングなど、さまざまな商品が誕生。高知県内の雇用の増加にも貢献しています。安定的な竹の確保ができるよう、伐採から竹割り、加工までの体制を外注で整えたからです。竹のハンドルの年間の生産数をきちんとクリアするには、基準に合った竹のみを選んで、毎日平均100本の竹を切らないといけないそうです。そうやって定期的な伐採をすることで、山の中が整備され竹害の心配も減り、良いこと尽くし。
総合企画室の山本敦(やまもと あつし)さんは「これからも、当社の製造技術を活かした高品質の製品を創り出し、消費者にもっと身近な商品づくりにも挑戦したい」と話します。高知の人のたくさんの想いとストーリーが詰まった逸品、ぜひ手にしてみてください。