栄養満点のガルギールを練りこんだ生麺　　　12食分　ルッコラの原種

【クレオパトラの美しさの秘訣？ガルギールとは！？】

○エジプト生まれ、高い栄養価

ガルギールは、エジプト原産の葉野菜で、特筆すべきはその栄養価の高さです。
ほうれん草の3.6倍のカルシウム、キャベツの2.5倍のビタミンＣを含まれていて、現地では強壮野菜として知られています。
また、歴史は古く、古代エジプトでは、あのクレオパトラも美しさを保つために好んで食べたといわれております。

○ルッコラの原種、生食では主にサラダで

ガルギールは、イタリア料理などで親しまれているルッコラ（ロケットサラダ）の原種とされています。

生食ではゴマに似た芳ばしい香りがして、かすかに辛味や苦味もあります。
サラダや肉料理の付け合わせ使われるのが一般的です。

【奥州市とガルギール】

○世界遺産・平泉にほど近い奥州市衣川地区で栽培

ガルギールは、奥州市の南西部の衣川地区（旧衣川村）で栽培されています。
世界遺産のまち、平泉町に隣接していて、平泉文化に関わりのある史跡も点在しています。
　
また、平成4年の夏と翌5年の冬にかけて行われた全国星空継続観測で、「星空日本一」に輝いたこともある自然あふれる環境も魅力の地域です。

衣川地区の星空

○エジプトと平泉、２つの黄金文化の出会い

1995年、中東研究者だった当時の衣川村長の実弟が、ガルギールの栄養価に着目し、
種を村に持ち帰ったことで栽培が始まります。

原産地のエジプトとあまりにも違う気候風土の岩手で本当に育つのだろか、という不安をよそにガルギールの種は順調に育ち、年々作付け明晰を増やし、衣川村の特産品となりました。

栽培の様子

その後、ガルギールを栽培する農家は減少していき、かつてはガルギールを配合した乾麺も製造されていましたが、現在は生産終了。近年は、栽培農家の自家消費程度にとどまっていました。

○ガルギールを再び特産品に

しかし、地元に新たな新たに特産品を、との想いから、2021年、ガルギールの粉末を練りこんだ生麺を開発。
つるつるとしたのど越しの良さが自慢の麺となりました。

また、健康意識の高まりを踏まえて、使用するガルギールは無農薬栽培のものにこだわっています。

また、非常にクセがなく、冷やしても温かくしても美味しく召し上がれます。
ぜひ、いろんな食べ方でお楽しみください。