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日本植物分類学の父 牧野富太郎の軌跡

高知ゆかりの人物といえば、真っ先に思い浮かべるのは坂本龍馬でしょう。
しかし、成し遂げたことの偉大さでは、龍馬に優るとも劣らぬ人物がいます。
それは、「日本植物分類学の父」と評される世界的な植物分類学者、牧野富太郎博士。
その業績を顕彰する高知県立牧野植物園を中心に、県都・高知市を満喫しました。

日本植物分類学の父 牧野富太郎の軌跡

高知ゆかりの人物といえば、真っ先に思い浮かべるのは坂本龍馬でしょう。しかし、成し遂げたことの偉大さでは、龍馬に優るとも劣らぬ人物がいます。それは、「日本植物分類学の父」と評される世界的な植物分類学者、牧野富太郎博士。その業績を顕彰する高知県立牧野植物園を中心に、県都・高知市を満喫しました。

江戸時代のロマンを感じる二大名所

江戸時代のロマンを感じる二大名所

 江戸時代に土佐24万石の城下町として栄えた高知市。市街地を見下ろす小高い山の上には、初代藩主・山内一豊が築いた「高知城」が立っています。城内を散策してみると、全国に12城しか現存しない木造天守や、追手門、本丸御殿など遺構が残っており、藩政時代のたたずまいに触れることができました。
 次は民謡『よさこい節』にも歌われた名所「桂浜」へ。青く澄んだ太平洋、弓状に広がる砂浜、緑濃い松林が融合したこちらの海岸には、有名な写真をモチーフにしたという、実にリアルな坂本龍馬の銅像が。何だか、本物の龍馬さんに会えたようで、胸がじーんと熱くなります。

〈左〉昭和3年(1928)に青年有志などの募金で建てられた坂本龍馬銅像  〈右上〉奥の龍王岬に向かって続く桂浜は、まるで箱庭のような美しさ  〈右下〉現存天守や追手門をはじめ、15の建造物が国の重要文化財に指定されている高知城


世界的植物分類学者の波乱万丈の生涯に驚く!

世界的植物分類学者の波乱万丈の生涯に驚く!

 今回の目的地である「高知県立牧野植物園」は高知市のやや東方、五台山の山腹に広がっています。面積は何と約6ヘクタール。元からある自然や地形を活かした園地作りが特徴で、牧野博士ゆかりの植物など約3000種類もの植物を四季折々に観察できます。
 同園が顕彰する牧野富太郎とはどういう人物なのか? その生涯と業績は、園内の「牧野富太郎記念館展示館」で知ることができました。
 牧野博士は文久2年(1862年)、現在の高知県佐川町生まれ。94年の生涯のなかで自らを「草木の精(精霊)」と称し、約40万枚の標本を収集、1500種類以上もの新種・新品種の名付け親になりました。精密な植物図を描き、数多くの植物図鑑を刊行したことも大きな業績です。
 これほどの偉大な学者でありながら、実は最終学歴が小学校中退。展示で知った博士の生涯は、信じられないほど波乱万丈でした。

〈上〉牧野博士の情熱あふれる生涯を詳細に紹介  〈左下〉牧野博士が使用した採集道具や直筆ノート、植物図なども多数展示  〈右下〉「展示館中庭」には、博士ゆかりの植物約250種類を植栽

 牧野博士の業績を学んだあとは、多彩な展示テーマに分かれている植物観察エリアへ。「南園 50周年記念庭園」では東洋の園芸植物が育てられており、いつ訪ねても大いに楽しめそう。エキゾチックな雰囲気あふれる「温室」では、熱帯の森に旅した気分になりました。
 ほかにも、高知の豊かな自然を再現した「土佐の植物生態園」、薬草や薬木を植栽した「薬用植物区」、牧野博士が植物図に描いた植物や命名した植物が見られる「展示館中庭」など、各エリアはそれぞれとても個性豊かです。
 「来園のたびに違う楽しさを感じられるのが、当園の魅力です」と企画広報スタッフ・小松加枝さん。今年、開園60年を迎えましたが、「まだ60年。年を経るごとに植物が生長し、ますます見ごたえのある植物園になっていきますよ」と声を弾ませます。本当に魅力いっぱいの植物園で、「また来たい」という気持ちになりました。

〈上〉温室内の滝が流れ落ちるエリアでは、ジャングル探検の気分に  〈左下〉「2019年3月21日には、新園地『こんこん山広場』がグランドオープンします」と小松さんがPR  〈右下〉毎週土曜の夜には開園時間を延長し、夜の植物園が楽しめる「よるまきの」を開催。10~3月は17~20時、4~9月は17~21時※1月のみ夜間開園休止(写真提供:高知県立牧野植物園)

 レストランやショップが充実しているのも、牧野植物園の魅力の一つ。園内をめぐったあとは、「レストランアルブル」のオープンテラス席で、旬の地元食材を使ったランチを味わいました。フルーツたっぷりのスイーツもあるので、散策途中の休憩にもぴったりです。
 おみやげを買えるショップは2店舗。レストランに隣接した「ミュージアムショップByca-auren(バイカオウレン)」では、牧野植物園オリジナルグッズや牧野博士関連書籍などが充実しています。温室の近くにあるのは「ガーデンショップnonoca(野の花)」。こちらは植物にまつわる食品や雑貨、地元作家によるインテリア作品などが人気だそうです。

 高知ゆかりの偉人の功績を学べるだけでなく、四季折々の癒しの風景や美食が楽しめる牧野植物園。高知市に来たらぜひ訪れてほしいスポットです。
(2018年12月)

〈上〉レストランアルブルの日替わりメニュー「シェフこだわりランチ」1300円。この日のメインは、四万十ポークと万次郎かぼちゃのカチャトーラ  〈左下〉ミュージアムショップByca-aurenではオリジナルフェイスタオル1296円などを販売  〈右下〉こだわりの県産品も数多く並ぶガーデンショップnonoca

高知県民なら誰でも知っている!? ひんやりレトロな「アイスクリン」

高知県民なら誰でも知っている!? ひんやりレトロな「アイスクリン」

一見アイスクリームのようですが、実は氷菓子の一種で、あっさり味とサクサク感が特徴の「アイスクリン」。明治初期から全国に広まりましたが、今では珍しい存在になりました。高知県ではこのアイスクリンが今なお人気で、古くからの製造元の一つである「1×1=1」の製造直売所などで購入できます。

カップアイスは1個100円(2019年4月から120円)。基本の白のほか、ゆずや抹茶、メロンなど9タイプ

高知の人に馴染み深いのはコーンアイス。2段150円、3段200円、4段250円

SPOT LIST

高知城(こうちじょう)

【電】088-824-5701(高知城管理事務所)【住】高知県高知市丸の内1-2-1【交】高知自動車道高知ICから車で15分【料】天守・懐徳館入館420円【時】天守・懐徳館は9時~17時(入館は~16時30分)【休】天守・懐徳園は12月26日~1月1日【P】高知公園駐車場65台利用(1時間360円、以降30分ごと100円)

桂浜(かつらはま)

【電】088-842-0081(桂浜観光案内所)【住】高知県高知市浦戸【交】高知自動車道高知ICから車で30分【料】【時】【休】散策自由【P】桂浜公園駐車場500台利用(400円)

高知県立牧野植物園(こうちけんりつまきのしょくぶつえん)

【電】088-882-2601【住】高知県高知市五台山4200-6【交】高知自動車道高知ICから車で20分【料】入園720円【時】9時~17時【休】12月27日~1月1日【P】195台

1×1=1アイスクリン 南はりまや町店(いちかけるいちはいちあいすくりん みなみはりまやちょうてん)

【電】088-882-4852【住】高知県高知市南はりまや町2-3-12【交】高知自動車道高知ICから車で15分【時】9時~18時【休】水曜(6月~8月は無休)【P】なし

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