グルメの祭典で3連覇!行列のできる道の駅

のどかな里山が広がり、関東屈指の柚子の生産量を誇る栃木県の茂木町。
この町にある「道の駅もてぎ」では、道の駅グルメの日本一を決める「道-1グランプリ2018」で、
3年連続グランプリを獲得した「ゆず塩ら〜めん」が大好評。
注目度大の地元グルメを味わいに、「道の駅もてぎ」を訪れました。

グルメの祭典で3連覇!行列のできる道の駅

のどかな里山が広がり、関東屈指の柚子の生産量を誇る栃木県の茂木町。この町にある「道の駅もてぎ」では、道の駅グルメの日本一を決める「道-1グランプリ2018」で、3年連続グランプリを獲得した「ゆず塩ら〜めん」が大好評。注目度大の地元グルメを味わいに、「道の駅もてぎ」を訪れました。

町を潤す関東随一の清流

町を潤す関東随一の清流

 栃木県南東部の茂木町は、里山や棚田に代表される豊かな自然が魅力。町の北部を、関東随一の清流といわれる那珂川が流れます。そんな那珂川の景色を一望できると聞いて訪れたのは、中流域にそびえる「鎌倉山」。山頂付近まで車で向かい、展望所に立ってみると、大きく蛇行する那珂川のダイナミックな風景が広がっていました。
 また、天然鮎のメッカでもある那珂川では、川の流れをせき止めて漁を行うやな漁が盛んです。7月から10月にかけては各所にやなが設置され、なかでも那珂川最大のやな場といわれるのが、鎌倉山の麓の「大瀬観光やな」。こちらの施設では、一般の人でもつかみ取りができるとあって、シーズン中は子どもたちで大賑わいとか。なんだか楽しそう。次の夏は、ぜひ子どもたちを連れて訪れたいと思いました。

〈上〉鎌倉山は標高わずか216mの山だが、展望所からの眺めは那珂川沿岸随一といわれる 〈左下〉大瀬観光やなではつかみ取りのほか、食堂で新鮮な鮎の塩焼きや定食を味わうことができる  〈右下〉「日本の棚田百選」にも選ばれている入郷地区の石畑の棚田では、秋、彼岸花が彩りを添える


SLが走る道の駅でいただく柚子の香り漂うご当地ラーメン

SLが走る道の駅でいただく柚子の香り漂うご当地ラーメン

 今回の目的地である「道の駅もてぎ」へは、鎌倉山から車で20分ほど。1996年に栃木県で最初に開業した道の駅ですが、「最近できたの?」と思うほどにきれいで、田園風景にユニークな形の建物が溶け込み、まるでテーマパークのよう。
 この道の駅は、SLを運行する真岡鐵道の終着、茂木駅からも徒歩10分ほどの距離。毎週土・日曜日と祝日に運行するSLは道の駅のすぐ横を走るため、休日ともなれば、その勇姿をひと目見ようと多くの人が訪れます。

〈上〉道の駅もてぎは、施設の東側にイベント広場や、四季折々の花が楽しめる河川公園が広がり、子供たちも十分楽しめる  〈左下〉広々とした駐車場には300台以上が停められる 〈右下〉毎週土・日・祝日にそれぞれ1往復運行している「SLもおか号」。道の駅のすぐ横を通過するのは、12時頃と、14時30分頃

 道の駅もてぎでは、今、道の駅グルメの頂点に立つラーメンが注目を集めています。施設内の飲食店「十石屋」の看板メニューである「ゆず塩ら〜めん」が、道の駅グルメ日本一を決定する「道-1グランプリ」で、3連覇を達成したのです。
 茂木町は関東が誇る柚子の産地ですが、全国的な知名度はいまひとつ。そこで、PRのためにさまざまな柚子商品を開発する一環で、2012年に誕生したのがゆず塩ら〜めんです。その後、女性雑誌で紹介されて人気に火がつき、そして道の駅グルメの王者に。その評判を聞きつけ、現在は平日でもお昼時には行列ができるほど。週末ともなると1日に700食近くを売り上げます。
 鶏と豚から取った透明なスープと、独自開発の柚子塩との取り合わせが絶妙なラーメンは、柚子の爽やかな香りが口に広がる逸品。「見た目も鮮やかで、肉の代わりに野菜たっぷり。女性でも罪悪感なくぺろりと食べられるラーメンです」と笑うのは、道の駅もてぎを運営するもてぎプラザの坂本草太さん。その言葉に、納得です。

〈上〉ゆず塩ら〜めん640円。途中まで食べたらテーブル備え付けの「ゆず酢」をかけていただくのがおすすめ  〈左下〉十石屋の店長で、ゆず塩ら〜めんの開発者である北上誠さんは、3連覇に甘んじることなく味の追求に余念がない  〈右下〉秋、道の駅の周辺をドライブすれば、実をつけた柚子の木が沿道のあちこちで見られる

 道の駅もてぎの味わいグルメは、ラーメンだけではありません。朝採れの新鮮野菜が並ぶ直売所に、地元の材料を使った「手作りアイスコーナー」。みやげショップの「けやき(欅)」では、柚子やえごまなどの名産品を使用した商品が手に入ります。
 さらに、「バウム工房 ゆずの木」では、茂木産コシヒカリを使用した米粉バウムクーヘンが大好評。丁寧に焼き上げたバウムクーヘンの、しっとり・もちもち・ふわふわの3拍子揃った食感には、満足すること間違いなしです。

 自然あふれる山間の里で、全国NO.1グルメとSLが楽しめる道の駅もてぎ。ここはまた、アンテナショップさながらに、茂木町の魅力が詰め込まれた場所でもあります。茂木町を知りたいという方には、ぜひおすすめです。 (2018年12月)

〈上〉野菜直売所では果物や山菜なども販売。茂木町産とちおとめの一角からは、甘い香りが漂う  〈左下〉けやき(欅)には柚子酢や柚子塩をはじめ、自社工場で作られたドレッシング、ポン酢などが揃う  〈右下〉バウム工房の定番商品のソフトバウムクーヘンは1100円(Sサイズ)。挽きたての生の米粉を使用し、フワフワの食感を実現

自動車レースだけじゃない!家族で楽しめる施設が揃う本格サーキット

自動車レースだけじゃない!家族で楽しめる施設が揃う本格サーキット

茂木町で忘れてはならないのが、「ツインリンクもてぎ」。バイクの世界選手権のMotoGP日本グランプリや、自動車レースのSUPER GTが行われるサーキットとして有名ですが、実はグランピングや空中アスレチック、巨大な立体迷路などの愉快なアトラクションがいっぱいのレジャー施設でもあります。「ホテルツインリンク」も併設されているので、家族で有意義に過ごすにもぴったりのスポットです。

レース開催中は、白熱したデッドヒートが展開される

「メガジップライン つばさ」は、往復561mの空中散歩が楽しめる国内最大級のジップライン

SPOT LIST

鎌倉山(かまくらやま)

【電】0285-63-5644 (茂木町地域振興課)【住】栃木県芳賀郡茂木町九石【料】【時】【休】散策自由【P】5台(展望台)

大瀬観光やな(おおせかんこうやな)

【電】0285-63-2885【住】栃木県芳賀郡茂木町大瀬17【交】真岡鐵道茂木駅から車で20分【料】無料【時】10~17時(7月中頃~10月31日)、食堂は10~17時(11~3月)【休】期間中無休(7月中頃~10月31日)、食堂は火曜(12月)、火・水曜(1~3月)【P】200台

道の駅もてぎ(みちのえきもてぎ)

【電】0285-63-5671【住】栃木県芳賀郡茂木町茂木1090-1【交】真岡鐵道茂木駅から徒歩12分【時】施設によって異なる。十石屋は9~18時(4~9月は~19時)【休】第1・3火曜(十石屋、けやきは営業)、8月は無休【P】340台

ツインリンクもてぎ(ついんりんくもてぎ)

【電】0285-64-0001【住】栃木県芳賀郡茂木町桧山120-1【交】真岡鐵道茂木駅から車で10分【料】入場1000円(高校生以上、特別イベント・レース開催日は別途観覧・観戦料が必要)【時】9時30分~18時(季節、曜日によって異なる)【休】12~2月の火・水曜。その他施設メンテナンスによる休業あり【P】10000台

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