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日本で唯一人が暮らす淡水湖の島で琵琶湖の幸を味わう 滋賀県近江八幡市

日本最大の湖・琵琶湖の東岸に位置する近江八幡市。
八幡堀や水郷などみどころが多い観光地として有名ですが、
沖合1.5kmに日本で唯一の“淡水湖内の有人島”が浮かんでいることは意外と知られていません。
今回はこの島を訪れて、島情緒と琵琶湖の幸をたっぷりと味わいました。

日本で唯一人が暮らす淡水湖の島で琵琶湖の幸を味わう 滋賀県近江八幡市

日本最大の湖・琵琶湖の東岸に位置する近江八幡市。八幡堀や水郷などみどころが多い観光地として有名ですが、沖合1.5kmに日本で唯一の“淡水湖内の有人島”が浮かんでいることは意外と知られていません。今回はこの島を訪れて、島情緒と琵琶湖の幸をたっぷりと味わいました。

豊臣家と近江商人が築いた趣ある水郷の町

豊臣家と近江商人が築いた趣ある水郷の町

 戦国時代には豊臣家の城下町として、江戸~明治時代には近江商人の物流拠点として発展を遂げてきた近江八幡。豊臣秀次が整備した水路「八幡堀」の周辺には、現在も歴史あるみどころや古い建物をリノベーションしたカフェなどが立ち並び、散策を楽しむ観光客で連日賑わっています。
 八幡堀と並ぶ近江八幡の代表的な景観として知られているのが、国の重要文化的景観第一号に選定され、ラムサール条約保護湿地にも登録されている「水郷」。ヨシ原を縫うように通る水路を昔ながらの手こぎの和船で回遊する「近江八幡水郷めぐり」は、のどかな風景を船頭さんの技と共に楽しめると人気を博しています。

〈上〉八幡堀では堀に沿って白壁の土蔵や旧家が立ち並ぶ情緒あふれる景観が楽しめる 〈下〉船頭さんは約4mの長さの櫓を巧みに操って船を進める

〈上〉八幡堀では堀に沿って白壁の土蔵や旧家が立ち並ぶ情緒あふれる景観が楽しめる 〈下〉船頭さんは約4mの長さの櫓を巧みに操って船を進める


日本で唯一!人が暮らす淡水湖の島

日本で唯一!人が暮らす淡水湖の島

 八幡堀から車で15分ほどの琵琶湖岸にある堀切港から、さらに約10分間の定期船に乗ると、今回の目的地「沖島」に到着です。周囲約6.8㎞、面積約1.53㎢と琵琶湖最大の島ですが、実は日本で唯一人が暮らしている淡水湖の島でもあります。
 現在島で暮らしているのは約260人、島民のほとんどは漁業を生業としています。島を歩くと、港に網が干されている様子や停泊する無数の漁船など漁師町らしい風景がたくさん目に飛び込んできましたが、あわせて他の漁師町とは“何かが違う”違和感のようなものも感じました。それは、潮の香りが一切しないことや、波のない穏やかな湖に囲まれているという“湖の漁師町”ならではの独特の雰囲気でした。

〈上〉港沿いの生活道路。島には自動車も信号機もない 〈左下〉港周辺では猫を見かけることも 〈右下〉カラフルな底引き網が港に干されている様子もフォトジェニック

〈上〉港沿いの生活道路。島には自動車も信号機もない 〈左下〉港周辺では猫を見かけることも 〈右下〉カラフルな底引き網が港に干されている様子もフォトジェニック

 港近くの高台に立つのは、和銅5年(712)に藤原不比等によって建立されたといわれる「奥津嶋神社」。琵琶湖の航行を守る神様として長年島民から親しまれており、境内からは集落の様子も一望できます。
 奥津嶋神社から湖沿いの道を北東に10分ほど歩くと「沖島小学校」が見えてきます。こちらは創立120年以上が経つ歴史ある小学校で、木造風の趣ある校舎が島の風景に溶け込んで美しい景観を生み出しています。島外から船で通う生徒も含めて、現在も20名近い生徒がこの学校で学んでいるということです。島にはほかにもいくつかみどころがありますが、ふらっと立ち寄れる飲食店や売店は少ないので注意が必要です。

〈上〉奥津嶋神社から眺めた沖島港周辺の集落 〈左下〉沖島港からまっすぐ路地を進んだ高台に立つ奥津嶋神社 〈右下〉沖島小学校は明治の学制発布によって西福寺内に開設されたのが始まり

〈上〉奥津嶋神社から眺めた沖島港周辺の集落 〈左下〉沖島港からまっすぐ路地を進んだ高台に立つ奥津嶋神社 〈右下〉沖島小学校は明治の学制発布によって西福寺内に開設されたのが始まり


島のお母さんたちが作る湖魚料理に舌鼓

島のお母さんたちが作る湖魚料理に舌鼓

 最後に訪れたのは沖島漁業会館のなかにあり、漁師の奥さん31人で運営している飲食店「湖島婦貴の会」(ことぶきのかい)。沖島の漁は夫婦で行うのが基本だそうで、湖島婦貴の会の方々は朝の漁の後に料理や接客もしているというから本当に働き者です。
 「沖島に来るお客さんに、湖魚の美味しさや島の素晴らしさを味わって欲しいという思いからこの会をやってます」と語るのは会長の中村さん。琵琶湖八珍とよばれるビワマス、ニゴロブナ、ホンモロコなどを使った料理は、琵琶湖の食材を知り尽くした沖島生まれの彼女たちならではの調理法や味付けが決め手となります。

〈左上〉沖島港に建つ沖島漁業会館。ここが湖島婦貴の会の本拠地 〈左下〉沖島漁業会館へは時折、島の漁師が釣れた魚を持ち込む。写真は丸々太ったブラックバス 〈右〉湖島婦貴の会会長の中村さん。沖島に生まれて沖島生まれの漁師の夫を持つ

〈左上〉沖島港に建つ沖島漁業会館。ここが湖島婦貴の会の本拠地 〈左下〉沖島漁業会館へは時折、島の漁師が釣れた魚を持ち込む。写真は丸々太ったブラックバス 〈右〉湖島婦貴の会会長の中村さん。沖島に生まれて沖島生まれの漁師の夫を持つ

今回いただいたのは、水揚げされる魚の種類や季節によって内容が替わる「沖島弁当」(要予約)。この日はニゴロブナの煮付け、ワカサギの天ぷら、ウロリ(ゴリ)の若煮などの湖魚に加えて、島の畑で収穫されたホウレンソウやニンジンを使った料理も。ほぼすべて島の食材で作られた弁当はとても優しい味わいでした。
 湖島婦貴の会では弁当のほかにも、スジエビのかき揚げが入った「沖島うどん」、ブラックバスの身で作った「よそものコロッケ」などのメニューも展開。これらは予約なしでも提供できる場合があるとのことです。珍しいブラックバスのコロッケは意外とクセが少なく驚きでした。

湖の漁師町ならではの独特な雰囲気と、島のお母さんたちが振る舞う絶品料理。ここにしかない魅力を味わいに、ぜひ沖島へ訪れてみて下さい。

(2018年6月)

〈上〉沖島弁当1200円は3日前までに要予約

〈上〉沖島弁当1200円は3日前までに要予約 〈左下〉沖島うどん650円、よそものコロッケ300円 〈右下〉「沖島にぜひ遊びに来てください」と湖島婦貴の会の方々

こんにゃくなのに赤い!?近江八幡に伝わるヘルシー食材

何事においても派手好きだった織田信長にちなんで生まれたといわれる「赤こんにゃく」。鉄分やカルシウムが豊富でヘルシーな食品として知られ、普通のこんにゃくに比べてキメが細かく、口に入れた時に弾力があるのも特徴です。市内にある天保7年(1836)創業の老舗「乃利松食品 吉井商店」では6種の赤こんにゃくを販売しています。

醤油ベースのカツオだしに漬け込んだ味付け赤こんにゃく1袋380円

SPOT LIST

八幡堀(はちまんぼり)

【電】0748-33-6061 (近江八幡駅北口観光案内所) 【住】近江八幡市大杉町【交】JR近江八幡駅から近江鉄道バスで6分、大杉町八幡山ロープウェイ口下車すぐ 【料】【時】【休】周辺自由【P】市営駐車場利用

近江八幡水郷めぐり(おうみはちまんすいごうめぐり)

【電】0748-32-2564 (近江八幡和船観光協同組合) 【住】近江八幡市北之庄町880 【交】JR近江八幡駅から近江鉄道バスで9分、豊年橋和船のりば口下車すぐ 【料】乗合船乗船2160円 【時】乗船は10時~、15時~ 【休】運航は4月1日~11月30日。期間中は無休 【P】10台

沖島(おきしま)

【電】0748-33-9779 (沖島町離島振興推進協議会) 【住】近江八幡市沖島町 【交】JR近江八幡駅から近江鉄道バスで40分、堀切港下車、堀切港から定期船で10分 【料】定期船乗船片道500円 【時】定期船は7時15分~1日12便運航(日曜は8時15分~1日10便運航) 【P】堀切港無料駐車場30台

湖島婦貴の会(ことぶきのかい)

【電】0748-47-8787 【住】近江八幡市沖島町43 【交】沖島港からすぐ 【時】9時~16時30分 【休】不定休 【P】なし

乃利松食品 吉井商店(のりまつしょくひん よしいしょうてん)

【電】00748-32-2475 【住】近江八幡市為心町上21 【交】JR近江八幡駅から近江鉄道バスで6分、大杉町八幡山ロープウェイ口下車、徒歩3分 【時】8~19時 【休】日曜 【P】8台

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