おんなの駅  なかゆくい市場へ | 沖縄県豊見城市 の旅行レポート

那覇市の南側に位置し、那覇空港の目と鼻の先にある豊見城市。
商業施設が続々とオープンしており発展著しいエリアでありながら、
ラムサール条約に登録された湖があるなど、都市と自然が見事に調和した街です。
今回は台地状の島にそびえるリゾートモールや島豆腐が名物の食堂を訪れてみましょう。

「くだもの王国」の特製パフェ | 沖縄県豊見城市 の旅行レポート

那覇市の南側に位置し、那覇空港の目と鼻の先にある豊見城市。商業施設が続々とオープンしており発展著しいエリアでありながら、ラムサール条約に登録された湖があるなど、都市と自然が見事に調和した街です。今回は台地状の島にそびえるリゾートモールや島豆腐が名物の食堂を訪れてみましょう。

空港からほど近いラムサール条約登録の湿地

空港からほど近いラムサール条約登録の湿地

 沖縄の玄関口、那覇空港からほど近い場所にある豊見城市。なかでも全長700mの砂浜をもつ「豊崎美らSUNビーチ」では、空港に離発着する飛行機が間近に見ることができるなど、その近さを実感することができます。
 そんなビーチから車で20分ほど走ったところに、生態系豊かな湿地「漫湖」はあります。漫湖は多くの水鳥が生息することから、平成11年(1999)、ラムサール条約に登録。平成15年(2003)には“水鳥と湿地と人とをつなぐ場所”をコンセプトに「漫湖水鳥・湿地センター」が開館しました。センター2階の観察デッキには望遠鏡が常備され、水鳥や水辺の環境が手に取るようにわかります。また、マングローブ林の中を抜けるように延びた木道を歩くと、シオマネキなど干潟の生き物を間近に観察でき「街中でこんな豊かな自然に出合えるとは」と驚かずにはいられません。

〈上〉手前にはマングローブ、その向こうには漫湖に架かる「とよみ大橋」。人工物と自然のコントラストがユニーク 〈左下〉全長264mの木道。渡り鳥が眺められる展望所も 〈中央下〉観察デッキから漫湖の大パノラマを楽しめる 〈右下〉沖縄随一の広さを誇る豊崎美らSUNビーチ


自家製の島豆腐が自慢。地元で愛される食堂

自家製の島豆腐が自慢。地元で愛される食堂

 漫湖水鳥・湿地センターから瀬長島ウミカジテラスへの道すがら、県道231号沿いにある「海洋食堂」で昼食をとることにしました。海洋食堂の創業は昭和52年(1977)頃。もともとは豆腐店だったこともあり、自家製の島豆腐を使ったメニューが好評です。
 特に人気という「豆腐ンブサー」をいただきました。ンブサーとは、沖縄の言葉で“炒め煮”のこと。分厚くカットした島豆腐を炒めてカツオと豚のダシと味噌で煮込み、その上に煮込んだ豚バラ肉がのったボリューム満点の一品です。島豆腐を口に入れた瞬間、大豆の風味が口の中にふわーっと広がり、箸が次々に進みます。沖縄の豆腐の旨さを心ゆくまで堪能することができました。

〈左〉豆腐ンブサー720円。ご飯に沖縄そば、そしておからの小鉢が付くのも豆腐店ならでは 〈右上〉店名は昭和50年(1975)に開催された沖縄国際海洋博覧会にちなんだという説も 〈右下〉壁にかかるメニュー札。「どんな料理だろう?」と想像するのも沖縄の食堂の楽しみ方の一つ

 海洋食堂でひときわ目立つ年配の女性は、親しみを込めて「おばぁ」と呼ばれている平良和子さん。「料理はなんにするね?」「ゆし豆腐はもう売り切れたさぁ」と声をかけながら注文を取り、料理を運び、時には観光客に料理の説明も行うなど、まさに八面六臂の活躍ぶりです。平良さんは、海洋食堂が創業して間もない頃から、ホールを切り盛りしているとのこと。その長年のキャリアで培われた、ホスピタリティあふれる接客に思わず見とれてしまいました。ごちそうさまと声をかけると「またおいでね。ありがとうね~」とニッコリ。心温まるやり取りに海洋食堂の人気の理由を垣間見た気がします。

〈上〉「年齢は秘密」と茶目っ気たっぷりの平良和子さん 〈左下〉人気店ゆえ満席状態が続くが、16時を過ぎると比較的空くのでこの時間が狙い目 〈右下〉こちらも名物の豆腐チャンプル670円。卵でとじるのが海洋食堂流


ロケーション抜群のグルメ&ショッピング

ロケーション抜群のグルメ&ショッピング

 海洋食堂から車で10分。今回の目的地「瀬長島ウミカジテラス」に到着しました。瀬長島は台地上の島で、その斜面に沿って立つウミカジテラスには、グルメやショップなど50近い店舗が軒を連ねています。「店舗を家屋に見立てて、集落をイメージした構造なんですよ。散策しながらショッピングなどを楽しんでください」と教えてくれたのは、広報を担当する長井信博さん。ヤシやハイビスカスなど、南国の植物が植栽された路地の様な通路を歩きながらの店舗巡りに心が躍りそうです。
 また、天気がよければサンセットも美しく、夜にはプロジェクションマッピングも行われるなど、時間帯によってさまざまな表情が見られるのも魅力の一つかもしれません。

〈上〉「那覇空港がすぐ近くにあるので、頭上を飛ぶ飛行機も楽しめますよ」と長井信博さん 〈左下〉「瀬長島47STORE」で販売されているウミカジカップ550円は、ウミカジテラスのオリジナル商品 〈中央下〉沖縄でも有数の夕日スポットとしても有名 〈右下〉毎日5回開催されているプロジェクションマッピング

 「那覇市内で45年に渡り愛されてきた、亀市おじぃのサーターアンダギーの味を継承しました」と語るのは、ウミカジテラスの第1階層部に店を構える、サーターアンダギー専門店「KAME ANDAGI」店長の仲村心美さん。生地にカボチャを使うことで甘さを引き出すなど、亀市おじぃの製法をそのまま引き継いだ、揚げたてのサーターアンダギーが1個130円で楽しめます。また「幅広い年齢層にも楽しんでもらいたい」と、サーターアンダギーにアイスクリームなどをトッピングした商品を開発。伝統菓子に新たな息吹を吹き込んだ商品に人気が集まっています。

 漫湖水鳥・湿地センターからスタートした今回の旅。老舗食堂の名物メニュー、沖縄有数の人気を誇るリゾートモールなど、都市と自然、“新”と“旧”とが調和した豊見城市の魅力を体感することができました。 (2019年10月)

〈上〉グヮバジュースをベースにマンゴーやドランゴンフルーツなどを使用したトロピカルフローズン600円 〈左下〉サーターアンダギーに紅イモクリームをトッピング280円 〈右下〉店内で揚げるサーターアンダギー。甘く香ばしい匂いが漂う

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SPOT LIST

漫湖水鳥・湿地センター(まんこみずどり・しっちせんたー)

【電】098-840-5121【住】沖縄県豊見城市字豊見城982【交】那覇空港から車で15分【料】無料【時】9~17時【休】月曜(休日の場合は翌日休み)、慰霊の日(6月23日)【P】20台(大型バス専用3台あり)

豊崎美らSUNビーチ(とよさきちゅらさんびーち)

【電】098-850-1139【住】沖縄県豊見城市豊崎5-1【交】那覇空港から車で20分【料】無料【時】遊泳期間4〜10月、遊泳時間9~18時(7・8月は~19時)【休】期間中無休【P】800台(有料)

海洋食堂(かいようしょくどう)

【電】098-850-2443【住】沖縄県豊見城市名嘉地192-10【交】那覇空港自動車道豊見城・名嘉地ICから車で2分【時】10~19時LO【休】日曜【P】12台

瀬長島ウミカジテラス(せながじまうみかじてらす)

【電】098-851-7446【住】沖縄県豊見城市瀬長174-6【交】那覇空港自動車道豊見城・名嘉地ICから車で6分【料】入場無料【時】10~22時(店舗により異なる)【休】無休【P】50台

KAME ANDAGI(かめあんだぎー)

【電】098-851-4171【住】沖縄県豊見城市瀬長174-6(瀬長島ウミカジテラス内:店舗番号8)【交】那覇空港自動車道豊見城・名嘉地ICから車で6分【時】10~21時【休】無休【P】50台

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