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【玄米5kg】新登場の高級米 令和6年産 岩手県奥州市産 金色の風 【7日以内発送】 ふるさと納税の返礼品で旅行クーポンをGET! - JTBのふるさと納税サイト [ふるぽ]
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ふっくら柔らか豊かな粘りと、噛むほどに増す極上の甘み♪ 新登場の最高級米 金色の風(こんじきのかぜ)。地元の専門店「米屋ふくち」が、奥州市産の極上米を厳選してお届けします。 米屋ふくちは店長自ら米づくりしながら、地元農家さん達に、安全で美味しいお米の栽培指導をしているお米の専門店です。 【お客様からの声】 「いつも注文しています。やっぱり、ふくちさんのお米がおいしいので、ここばかりになります」 ◆玄米でお届けいたします。 ※ご注文を確認後、1週間以内に発送します。 ※炊き方、保存方法等を記載したレシピを同封させていただいております。届きましたら必ずご覧ください。 ※写真はイメージです。荷姿等は写真と異なる場合があります。 ※お礼の品・配送に関するお問い合わせは、(有限会社e-iwate.com (米屋ふくち):電話 0197-56-5138 メール fukuchi@dune.ocn.ne.jp)までお願いいたします。 ※配送先情報の変更や長期ご不在日がございましたら、事前にご連絡ください。 出荷後のご対応は出来かねますので、ご了承ください。 ※転送となった場合は、転送費用について寄附者様においてご負担いただく場合がございます。 ※不在など、寄附者様のご都合によりお届けできない場合、返礼品の再送はいたしかねますのでご了承ください。 ※商品がお手元に届きましたら、お早めに中身をご確認ください。 市内で生産された精米
「金色の風」(こんじきのかぜ)は、岩手県が「日本一美味しいお米を作ろう」と生み出した岩手オリジナルの品種です。ほどよい粘りと歯ごたえを生むアミロースに着目し、遺伝子レベルの研究を遂行。やがて理想のアミロース含有率を持つ稲「Hit1073」を発見し、寒さに強く、うま味や香りのバランスに優れたひとめぼれとかけ合わせて「金色の風」を完成させたのです。名前の由来は、平安時代に黄金文化を築き世界遺産に登録された平泉や、たわわに実った稲穂の海をイメージするとともに、“日本の食卓に新たな風を吹き込む”ことを願ってつけられたもの。新しく販売された当時、私も「すごい名前のお米が出たな」と注目していました。 しかし、地元のスーパーでもあまり数を置いていない希少品。「いつか味わってみたい」と思いつつ、実際に食べたことはありませんでした。だからこそ今回の取材は、「金色の風とほかのお米、一体どこが違うのか?」とワクワクしていました。
今回、お話を伺ったのは岩手県奥州市で「米屋ふくち」と、肥料や農業資材を扱う「福地商店」を営む福地至(ふくち・いたる)さんです。なんと明治10(1877)年から続く老舗とのことで、福地さんで6代目になります。もともと雑穀を集めて販売することを生業としていましたが、時代とともに肥料も扱うようになり、現在のスタイルに落ち着きました。 米の栽培は肥料の与え方がポイントとなるため、「肥料技術マイスター」や「岩手県施肥設計アドバイザー」などの資格を持つ福地さんは、近隣の農家さんたちにとって何でも相談できる心強い存在です。
そんな福地さんは金色の風を、「今まで食べてきた米の中でも最高の甘みがある米」と言って太鼓判を押します。金色の風は何よりも食味にこだわって作られていて、柔らかさと適度な粘り、そして噛めば噛むほどに感じられる米本来の甘みが特徴です。私も早速いただいてみましたが、お米ってこんなにおいしいものだったのかと驚いてしまいました。お米だけで十分ごちそうになるレベルです。 ただしこのおいしさを味わうためには、適切な炊飯とよく噛んで食べることが重要です。炊飯は新米の時期で2時間以上、それ以外の季節は4時間以上を目安に水に浸してから炊いて、ゆっくりじっくり味わってみてください。きっとお米が持つ自然な甘さに驚くはずです。
金色の風は、ほかの米に比べて収量が少なく栽培が難しいといわれています。特に肥料の与え方には注意が必要で、福地さん曰く「その年の天候に合わせた肥料のやり方が、米の品質を左右する」とのこと。 例えば夏場に長雨が続くと、収穫前に稲が倒れてしまう倒伏(とうふく)の被害が多く出ます。これは雨水に含まれる窒素を稲が過剰に吸い上げ、軟弱になってしまうことが原因。倒れた稲は常に濡れている状態になり、穂が発芽して精米した時に砕けやすい米になってしまいます。肥料の与え方を工夫すれば回避できる場合が多く、時期になると近隣の農家さんたちは福地さんの店を訪れ、肥料の相談をしに来るそうです。
農家さんへの肥料や農薬の指導を行いながら、自身も米作りを行う福地さん。一般的なコンバイン(穀物の収穫~選別をする農業機械)を使って一気に乾燥、脱穀する方法とは違い、手刈りと手押しの稲刈り機を使って稲を刈り、稲束を「ほんにょ」にかけて乾燥させます。 「ほんにょ」とは、昔からこの地域周辺に伝わる天日干しスタイルで、3週間ほどかけてじっくりと稲を乾燥させます。こうすることで一粒一粒のうま味を凝縮させていくのです。以前と比べて少なくなったものの、今でも秋になると、奥州市では「ほんにょ」にかけて天日干しする風景が見られます。
時間をかけて乾燥させた稲は、脱穀機を使って脱穀します。一連の作業には時間も労力もかかりますが、福地さんは「何も苦しいことはないし、米作りの作業を皆さんに伝えることが楽しいです」と笑顔で語ります。 こうして収穫した米と契約農家から届けられたものを、福地さんの店では玄米の状態で並べています。これは注文を受けてから精米し、少しでも新鮮なお米を食べてほしいから。もちろん金色の風も、注文を受けてから発送当日に精米します。精米したてのお米はほっこりと温かく、甘くてほっとする香りが漂っています。
金色の風は選定基準を満たした農家さんだけが作付けすることや、栽培マニュアルの厳守など厳しい条件のもと生産されています。希少で味わい深い品種だからこそ、贈り物にしたり大切な日に炊きたてを味わいたくなるとっておきのお米です。もちろん冷めてもおいしくいただけるので、塩むすびにしてお米そのものを味わうのもおすすめです。 福地さんは「これからも日本人の主食である米のおいしさを伝え続けていきたい。そのためにも、このふるさと納税をはじめとして、皆さんに本当においしい米をお届けしたいです」と語ってくれました。
2011年、東日本大震災をきっかけに横浜市から岩手県盛岡市へUターン。現在はフリーライターとして、岩手を中心としたお店や人材の紹介、町の広報誌作成など幅広く活動中。取材を通して出会うさまざまな人の思いや歴史を知り、「岩手ってすごいなぁ」と実感する日々を送っています。 奥州市は伝統文化や工芸品、郷土料理の宝庫です。訪れるたびに新たな発見がある、この街の魅力を紹介します。
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